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「フレッド、ジョージ、ジニー！無事でよかった───その子は？」
テントに戻ると、体格のいい赤毛の男性が、安堵したように三人を見た。それから、ジョージに手を引かれているAを見た。
「この前話した、A・ウィータだよ。さっきも、俺達の後ろの観客席にいた」
「ああ、それじゃ、君が……」
彼はAをじっと見たあと、ニヤッとした。フレッドとジョージにそっくりな、いたずらっぽい笑みだった。
「二人とも、中々やるな。話に聞いたとおりきれいな子だ」
「チャーリー、Aの手当をしたいんだけど、いいか？」
「いいけど、今ビルが怪我をしててな」
チャーリーはテントの中をちらっと見た。フレッド、ジョージ、ジニーがテントの中を急いで覗いた。ビルは腕にシーツを巻きつけて、小さなテーブルに座っていた。
「ビル！大丈夫か？」
「ああ、なんてことないさ。あれ、その子は──？」
「Aだ。ほら、何度も話してただろ？俺達の──」
「ああ、君がAか」
ビルはチャーリーと全く同じ反応で笑った。ビルはとってもハンサムな青年だった。Aはビルに見とれていた。フレッドはムッとして、Aの顔の前で手をひらひら振った。
「A、他の男に見とれるなんて、君は悉く俺達を嫉妬させてくれるじゃないか？」
「あ、ご、ごめん！」
Aはハッとして、慌てて謝った。
「すごく綺麗な人だと思って……」
「はは、ありがとう」
ビルはにっこり笑ったあと、「君も素敵だよ」と付け加えた。
「Aを誑かすなよ、ビル！」
ジョージがそういったあとで、近くにAを座らせた。
「緊急用の救急箱があったよな？どこだ？」
ビルは近くから救急箱を取った。
ジョージはそこから消毒液やらなにやらを取り、Aの擦り傷にぽんぽん当てていった。
「あとは私がやるわ」
ジニーは、ジョージから救急箱をひったくった。
「服の下にも怪我をしてるところがないか見ないと。あっちの部屋でやるから、だれも絶対に入ってこないで！」
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鵲(プロフ) - あいうえおさん» わー！本当だ！ありがとうございます！！😭😭 (2022年1月17日 0時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - あの…368の部分が568になってますよ (2022年1月16日 23時) (レス) id: 20e12b7e66 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 檸檬さん» わー！こちらこそありがとうございますー！ドラコとの絡みも入れて行きたいなと思っているのでがんばりますー！✊🏻✊🏻 (2022年1月16日 19時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - もう8出していただいたんですか？！ありがとうございます！！💕😻ドラコも好きなので鵲さんが出来るかぎりで主人公ちゃんと絡ませてくれると嬉しいです‼︎応援してますっ！✨ (2022年1月16日 19時) (レス) @page29 id: 96c1ce7e45 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 犬好きさん» わー！ありがとうございますー！！😭💕💕モチベ爆上がりですー！！😭💕 (2022年1月16日 17時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2022年1月16日 8時
