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学期の最後の日に、試験の結果が発表された。
Aはなんとか全科目合格だった。
パーシーは Ｎ･ Ｅ･ Ｗ･ Ｔテストで一番の成績だった。フレッドとジョージはそれぞれ、 Ｏ･ Ｗ･ Ｌテストでかなりの科目をスレスレでパスした。
一方グリフィンドール寮は、主にクィディッチ優勝戦の目覚ましい成績のおかげで、三年連続で寮杯を獲得した。そんなこんなで学期末の宴会は、グリフィンドール色の真紅と金色の飾りに彩られ、グリフィンドールのテーブルはみんながお祝い気分で、一番にぎやかだった。
「また夏休みが始まっちまうな」
荷造りを終え、汽車に向けて廊下を歩きながら、フレッドは憂鬱そうに言った。
「今年はクィディッチワールドカップがあるな。父さんは毎回、切符をもらってくるんだ。Aは行くのか？」
「いや……」
Aは苦笑した。
「母様や父様と出かけるのは、ダイアゴン横丁に買い出しに行くとか、母様たちの友人のパーティーに招待されるとか、そういう時だけだから」
そっか、とジョージは眉を下げて言った。
「いつか一緒に行こう。とっても面白いぜ」
「うん、行きたい！」
Aは嬉しそうに笑った。
それから三人は汽車に乗り、リーと合流して、四人でコンパートメントを占領した。
駅につき列車の窓から外をキョロキョロすると、近くに両親が立って、Aを待っているのが見えた。その前に、ルシウス・マルフォイと、息子のドラコがいた。
もしや、今学期、Aがドラコを殴ったことに関して話しているのではと不安になった。
「母様たち、もう来てるみたいだから、行かなくちゃ。本当は、おばさんたちや、ジニーたちにも挨拶をしたかったけど、できなさそうだ」
「ああ、わかった」
Aはトランクを待ってコンパートメントの扉を開けた。
「A」
フレッドがAの手を引いた。Aが振り向いた。
フレッドはAの唇にキスをして離すと、満足げに笑った。その後にすぐ、ジョージが同じように口付けた。
「また新学期な」
Aはうんと頷きながら顔を赤くした。いつまでも、二人がするキスには慣れなかった。
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鵲(プロフ) - あいうえおさん» わー！本当だ！ありがとうございます！！😭😭 (2022年1月17日 0時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - あの…368の部分が568になってますよ (2022年1月16日 23時) (レス) id: 20e12b7e66 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 檸檬さん» わー！こちらこそありがとうございますー！ドラコとの絡みも入れて行きたいなと思っているのでがんばりますー！✊🏻✊🏻 (2022年1月16日 19時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - もう8出していただいたんですか？！ありがとうございます！！💕😻ドラコも好きなので鵲さんが出来るかぎりで主人公ちゃんと絡ませてくれると嬉しいです‼︎応援してますっ！✨ (2022年1月16日 19時) (レス) @page29 id: 96c1ce7e45 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 犬好きさん» わー！ありがとうございますー！！😭💕💕モチベ爆上がりですー！！😭💕 (2022年1月16日 17時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2022年1月16日 8時
