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「うるさいのは行ったか？」
「ああ、行ったよ」
フレッドがカーテンをもう一度シャッと開けながら言うと、ハリーが頷いて答えた。
「全く、一体どうなってんだ？」
「色々あったのよ」
ハーマイオニーは説明するのも億劫だというようにそつ言いながら、マダム・ポンフリーが出したチョコレートを食べた。ハリーはあくびをした。
「俺らも眠くなってきたな」
ジョージが同じようにつられてあくびをし、それからAのベッドに入り込もうとした。
「ウィーズリー！」
マダム・ポンフリーがつかつかやってきて、カーテンを全開にした。
「あなた達はそろそろ寮に戻りなさい！その子には、休息が必要なのですから！」
「あんまりだぜ、先生！俺達がどれだけAのことを心配したか──」
「彼女の無事は確認できたでしょう。さあ！」
マダム・ポンフリーは腰に手を当て、もう片方の手でバッと扉を指差した。二人は渋々立ち上がった。
「A、明日な」
「うん、おやすみ」
Aが手を振った。フレッドとジョージはAの頬にキスをして、それからグダグダ扉の方へ向かっていった。
二人が出ていくと、マダム・ポンフリーはもう一度扉に鍵をかけた。
──────
五人は翌日の昼に退院したが、その時城にはほとんど誰もいなかった。うだるような暑さの上、試験が終わったとなれば、みんなホグズミード行きを十分に楽しんでいるというわけだ。
「フレッド、ジョージ、ホグズミードに行かなくていいのか？」
「ああ」
廊下を歩きながら、フレッドとジョージは微笑んだ。
「今日はAと一緒にいたい気分だからな。ホグズミードならまた来年も行ける」
「でも…」
「リーが土産を買ってきてくれるってさ」
ジョージが言った。
「城が静かだと、新鮮でワクワクするな」
「そうか？」
Aが首をひねると、フレッドは「ああ」と頷いて、Aの頬に触れた。
「ふ、フレッド？」
「こうやってAに触れてても、誰にも見られないし」
フレッドは目を細めて笑った。
「ふ、フレッ、」
「見られてなきゃ、キスしてもいいんだろ？」
「ま、待っ──」
その時、廊下の角からオリヴィアが姿を現した。
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鵲(プロフ) - あいうえおさん» わー！本当だ！ありがとうございます！！😭😭 (2022年1月17日 0時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - あの…368の部分が568になってますよ (2022年1月16日 23時) (レス) id: 20e12b7e66 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 檸檬さん» わー！こちらこそありがとうございますー！ドラコとの絡みも入れて行きたいなと思っているのでがんばりますー！✊🏻✊🏻 (2022年1月16日 19時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - もう8出していただいたんですか？！ありがとうございます！！💕😻ドラコも好きなので鵲さんが出来るかぎりで主人公ちゃんと絡ませてくれると嬉しいです‼︎応援してますっ！✨ (2022年1月16日 19時) (レス) @page29 id: 96c1ce7e45 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 犬好きさん» わー！ありがとうございますー！！😭💕💕モチベ爆上がりですー！！😭💕 (2022年1月16日 17時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2022年1月16日 8時
