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「ひうっ、あ、ふっ……んっ、フレッド、舌、あ、あつ、いっ」
「うん、熱あるからな」
「耳、やめ、てくれっ、だめ、だ……っ溶けちゃ、う……」
「溶けちゃう？なんだそれ、かわいいな」
逃れようとAがフレッドの胸板を押した。フレッドは唇を離すと、眉を下げてAを見た。
「A、逃げようとしないで。俺のこと拒まないで」
「っ、だ、だって、フレッドが……それに、た、タオル、冷やさないと」
「どこにも行くなよ。寂しい、A……」
フレッドがぎゅっとAを抱き締めた。Aがぐうと唸り、渋々フレッドの背中に腕を回すと、フレッドはまたニヤッとした。
「ありがと、A」
フレッドはサッと起き上がってAの上に乗った。Aは突然のことに驚いて目を丸くした。
「ふ、フレッド？」
「じっとしてろよ」
フレッドは上体を倒して肘をAの耳横に置くと、そのまま唇に口付けた。片手はAの右耳をするする撫でていた。
「んっ、んぅっ、フレッ、んっ……！」
「口開けて、A」
「ん、っな、なにするんだ…？」
頭にはてなマークを浮かべるAを見つめて、フレッドは目を細めた。Aが言われたとおり口を開き舌を出すと、フレッドは笑って、その舌を絡めとった。
「っ、ん！んっ、あ、ふっ……んんぅっ！」
今までに体験したことのない感覚に慌てふためくAの頭をゆっくり撫でながら、フレッドは深いキスをした。ぬるりと奥に入り込むフレッドの舌先が、歯列をなぞり、上顎をなぞり、それからAの舌を舐めてこすり上げる。普段よりずっと熱いであろうその舌の感覚のせいで、脳が蕩けて、何も考えられなくなった。
薄く開いたまま自分を見つめるAのグレーの瞳を見つめ返しながら、フレッドはしばらく深いキスを堪能した。
「ぁう、んっ……ふれ、っど、っふ、……っん、や、ッフレッド、待っ、て、くれっ」
Aがやっとの思いでフレッドの胸板を押し、唇を離した。荒い息を整えるために呼吸しながら、Aはフレッドを見た。雄々しく燃えるフレッドの瞳に、胸がきゅうと締め付けられた。
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鵲(プロフ) - あいさん» わー！！ありがとうございますーー！！😭😭💓 (2021年12月12日 20時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - このお話大好きです！応援してます！ (2021年12月12日 4時) (レス) id: fc16481cf6 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - みゆさん» わー！！！前作から！！ありがとうございます！！😭😭😭💖💖嬉しいです、、！！！！更新頑張りますーー！！！！ (2021年12月10日 0時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 前作の方から知って、この作品も楽しませていただいています！鵲さんの書き方すごく好きです。これからも楽しみに待ってます！頑張ってください💪 (2021年12月9日 8時) (レス) @page22 id: c8945715f5 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - ぺでぃさん» はじめまして！わわわわ！！前作もみてくださりありがとうございます😭😭嬉しいです！！ありがとうございますーー！！更新頑張ります！！ (2021年12月8日 23時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2021年10月31日 19時
