【wrwrd!】オレ、天使。【男主】 (ページ7)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:281,725 hit

喧騒 : グルッペンside ページ7

さっき召集したばかりだからか、まだ会議室には医務室から来た奴以外は誰もいなかった

とりあえず俺の席の隣に自称天使の椅子を用意する

トン「とりあえず座って、もう少しで幹部が来るはずやから」

といってトントンが自称天使を案内する
しんぺい神とエーミールはいつになく真剣に考え込んでいる

気楽そうなのはゾムだけだ

ゾム「なぁ、天使とか言ったな、他にどんなことできるん？俺見てみたいわ」

「えぇ～、でもきみ達全部説明して欲しいんでしょ？？できることとかも含めてさァ」

ゾム「それはそうやけど～、、、あぁ～気になるわ！！なぁ、名前くらい教えたってもええやん？俺はゾムや」

「ゾムくん？ゾムくんね！でもオレには名前ないんだ、いや、ない訳じゃないけど…うーん…」

ゾム「？？名前ないってどういう…」

ここで勢いよくドアが開く

コネ「なんやグルッペン！なんかあったんか！！」

シャオ「いきなり招集かかるからびっくりしたわ、あ、さっきシッマが壁に穴あけとったで」

コネ「コラ！！言うな言ったやろ！！！！」

トン「コネシマ後で書記長室な」

コネ「チッ…あれ、そいつどうしたん？見いひん顔やな」

グル「まあ座れ、今日は此奴についての話しだ」

なんや細っこい奴やなぁ、などと言いながら席につくコネシマとシャオロン

コネ「チッ…なんでお前チクるんや？やんのか？おおん？」

シャオ「雑魚シマが何かほざいてますねぇw」

「…あはは、楽しそうな人たちだ、これからの生活が楽しみになってきちゃったァ」

狂犬どもの様子を見て楽しそうと言える此奴はやはり普通ではないのだろう
こんなゲバは見飽きたので隣の自称天使に小声で話しかける

グル「…まだ此方側はお前を迎え入れるとは決めていないゾ」

「いやいや、迎え入れてもらわないと困っちゃうよ、この国が」

グル「この国が…？どういうことだ」

「守護天使のオレがいなくなるとこの国無くなっちゃうってコト！あ、みんな集まったんじゃない？席が全部埋まった」

…本当だ、全員集まったようだ

グル「各々忙しいのにすまないが、エーミールが国の存続に関する問題と言ったからな、集まってもらった
たった今俺の隣に座っている奴についてだ」

鬱「…グルちゃんまさか男娼でも雇ったん」

グル「死んでどうぞ」

鬱「あ゛あ゛ん」

シャオ「大先生汚い」

「…ねえ？とりあえずみんなのコト教えて、さっきも言ったでしょ？オレときみ達の間には信頼関係が必要だって」