【wrwrd!】オレ、天使。【男主】 (ページ16)

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飛んでみようか : コネシマside ページ16

コネ「え！飛ぶんですか！」

「こんなでっかい翼持ってて飛べなかったらただの飾りじゃん！んー、じゃあ一番軽そうだしシャオロンくん」

そういってAは隣にいたシャオさんを抱きかかえて天井の近くまで飛んでみる
羽ばたく度に光る白銀の翼、見惚れてしまう
なんかSFみたいでええな、この状況

シャオ「ああああ！！う、浮いてる」

ゾム「すげえ！」

「こんな風にオレが抱えられる重さなら飛ばせてあげれるよォ」

抱えられる重さってことは自分より重そうな物をもったままじゃとべないってことか？
興味本位で聞いてみる

「そうそう、そゆこと。あ、でも筋肉を増強させて一時的に筋力をあげれば重いものももてるかも！
いやぁ、最近滅多に飛ばないといけない状況に直面しなかったもんだから…イイカンジに飛ぶ要領を忘れちゃったもんだなァ」

シャオ「でもすごいじゃんこれ！めっちゃ楽しい！」

鬱「僕も飛んでみたいなぁ」

「あ、でもね、オレと一緒に飛ぶと…」

そう行ってシャオロンを床におろす
するとなんということでしょう、シャオロンの体がひとまわり小さくなりました、まる

コネ「アッハッハッハッハッwwwwwwwwシャオロンがwwwwwwシャオロンwwwwwwヒィwwwww」

「こんな感じで縮んじゃうんだよねェ、多分飛ぶためのエネルギーをすこしもらってるんだろうね、でも大丈夫、数分で戻るから安心して！」

シャオ「そういう大事なことは先言うてや！！！」

ゾム「なかなか使えそうなスキルやな、縮んでる間は機動力が上がるから奇襲しやすいかもしれん」

「なるほど、ゾムくんは手練れだねェ」

俺が笑い転げてる間も戦闘の話を持ち出すゾムは強い(確信)
その間もAの躰はゆらゆらりと宙に舞う

鬱「すごいなぁ」

そういって煙草に火をつける大先生

「それ煙草？久しぶりにみた」

鬱「煙草好きなん？」

「うん、好き」

鬱「しゃあないなぁ、あげよか？」

「やったァ！！」

宙からおりて嬉しそうに煙草を受け取るA
喫煙所に新しい仲間が増えそうだ

シャオ「煙草好きなんかぁ！Aの言動は予想がつかないな」

「よく言われるよ、なんでだろうねェ」

すこし寂しそうに煙を吐くA

ゾム「退屈しなさそうでイイなってことやで」

コネ「そうやそうや、ホンマこれから楽しくなりそうやな」

今度は嬉しそうに笑って

愛を受けるためにやってきた…か…

…Aにはどうにも愛を捧げたくなってしまうらしい