【文スト】 気がついたら違う世界の神様になってたとかウケるんですけど 【文豪ストレイドッグス】

ウケる　27 ページ28

『いやぁ！楽しかったですね〜！』



「いい所だろう、探偵社は」



『はい！とっても！』




太宰さんが地面を歩いているので、私も一緒に歩くことにした。
一人で話してるように見えちゃいますよ？と言ったのだが、「皆慣れてるよ！」との返答が。

いつも一人で話してんのかよやべぇなコイツ。
うん、やっぱり変な人だこの人。





『久々に楽しかったです…！暇だったらまた行きますね！』



「おいでおいで！今度は私が手料理をふるってあげよう！」



『本当ですか…！？楽しみにしてますね！』


　


神社の前まで送ってもらうと、猫が飛び出してきた。
私の前に来たと思ったら太宰さんに飛びついた。





《この人、いいにおい！！》




『あっ！ちょっと駄目だよ！太宰さんに迷惑かけちゃ！』




「本当に猫耳自由自在なんだねぇ…別に平気だよ。むしろ光栄さ！」




猫を撫で、地面におろす。
猫は名残りおしそうに鳴いた。




『それじゃあ、有難うございました！』





ペコリ、と一礼して神社の中まで飛んだ。

ウケる　28→←ウケる　26

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す