꒰ঌ episode.5 ໒꒱ ページ6
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「うっわ…すっげ。教科書かよ」
冴島「ひと言余計です」
「すんません」
黒田「よし。胸部と骨盤のポータブル撮って、問題無ければオペだな」
手袋を外しながら、藍沢と白石にはオペに入るよう指示し、緋山には家族への連絡と事情説明。藤川には、オペ室と麻酔科への連絡を指示した。あからさまに不満そうな2人。
特に藤川は、項垂れながら「連絡かよ…」と呟いていた。
黒田「ドクターヘリでは1つのミスも許されない。限られた機材、限られた時間で瀕死の患者を救い出す。ミスは即患者の死だ。その重圧に耐えられる精神力と、腕を持った者だけがヘリに乗る資格がある。お前らは全員ライバルだ。能力の無い奴からふるい落とされていくいいな?」
最大の脅し文句を残し、黒田はひと足先に初療室を出て行った。
「怖っ。まぁ、あんな奴だけど何だかんだ良い指導してくれると思うぜ?顔と言い方が怖いのはいつもの事だから、気にすんなよ」
三井「琥大郎、余計な事言わなくていいから。貴方も早くオペ室に行って」
「だから、言葉強いって。怖いよ」
茶化す琥大郎を睨む。あ、これはマジでヤバいやつだと直感的に思い、フェロー達に「オレは割と好きだぜ、お前達の事。頑張れよー」とだけ言い残し、そそくさと初療室を出た。
三井「全く…」
森本「相変わらずだな。琥大郎は」
冴島「どうにかならないんですか、あの面倒な性格」
森本「ならないだろうなー」
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月夜(プロフ) - もう一つの方も合わせて読ませて頂いてます。どちらも続きが気になる所で止まっているので、楽しみに待っています。 (1月2日 16時) (レス) id: ddb2a0803f (このIDを非表示/違反報告)
澄覇琉(プロフ) - 紡陽さん» お返事遅くなってしまい、大変申し訳ありません。そう言って頂けて嬉しいです。どちらも、更新頑張りますのでお待ち頂けたら幸いです (10月26日 17時) (レス) @page37 id: c92ad75ffc (このIDを非表示/違反報告)
紡陽 - お話の展開、どんどん先が気になります。女主も男主も両方続きを楽しみにしています! (10月18日 18時) (レス) @page24 id: da0cd880ab (このIDを非表示/違反報告)
澄覇琉(プロフ) - 琥珀さん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて光栄です。続き楽しみにお待ちください (7月23日 2時) (レス) id: c92ad75ffc (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - めちゃくちゃ面白いお話ですね。続きも楽しみにしてます! (7月19日 22時) (レス) @page15 id: f8aff6e512 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:澄覇琉 | 作成日時:2023年6月16日 2時