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ごめんなさい寝ぼけててミスが目立つかもです。
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「おい。起きろ」
声と同時に腹部への衝撃が走り目が覚めたレオ。
「仕事だ、来い」
それだけを言うと見知らぬ男は、外へと歩き出す。
手錠はそのままにレオは男の後ろをついていった。よくよく観察してみると、男の首にも自分と同じ首輪が…
レオ(こいつも同じ…なのか?)
しばらく歩き、男とともに着いた場所には沢山の混種がいた。
一つの会社が、いくつものクラブチームが出来るのではないか、と言うぐらいの人数がそこにいた。
レオ(信じられねぇ)
背中を押されてその人混みに加わると配られる食糧。その数は少なく、パン半欠けとスープのみ。班ごとに仕事分けがされ、皆が動き出す。
レオ「俺の所属は?」
そんなことを考えながら辺りを見回していると、先ほどの男が後ろにいた。
レオ(!!気づかなかった…)
「来い」
必要以上の言葉を発しない彼についていき、新たな場所を確認する。
山の様な高く、谷の様に低いその場所は、かつて人間と呼ばれた種族が探索し、金属を採取していたと言う鉱山と呼ばれるところだった。
レオ(穴だらけだ…)
知識を持ち合わせていなかったレオは、それが何なのか、何を意味するのか全く理解できていなかった。
「ここで金属の採取をしてもらう」
レオ「金属?採取?どんなのなんだ?」
「…現地で聞くんだな」
そう言い残すと、定位置なのか彼はある場所に行き立ち止まっていた。
レオ(これ以上は無駄か…)
支給品として与えられたピッケルを担いで、レオは穴の奥へ奥へと歩き出す。
中は風が通るせいもあり、寒く、パーカーだけでは心許なかった、
フードをかぶり直し、人を探しにいく。
どのぐらい歩いたのだろうか、人っ子人にいない現在地、帰り道も分からないのでとにかく下へ下へと降りて行く。
だんだんと灯りが強くなりその場を露わにする。
何人かの人と、道具だと思われる武器の様な形のものなどレオの見たことがないもので埋め尽くされていた。
それは勿論色々な種族がいる様で…
(何あいつの目。きもい)
(フード被って怖いわ)
(毛並みが綺麗だな。)
混種の中でも数が少ないとされている獣子族との混種。珍しいものを見るように視線を向ける者が多いのは仕方がないが、どうしてもいられなくなり、レオは足早に移動していった、
他の者たちの見様見真似をし、採取を続けたが、主人のお気に召すものがなく、体中を殴られ続けたのであった。
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作者名:あげのり | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/raimu2/
作成日時:2019年5月16日 15時