学園生活62日目 ページ30
数日後
セ「ここですよ。」
「っ…」
初めて来た場所……拘置所。
分かりやすく言うなら牢屋。
今、志麻が手続きをしてくれている。
「会って…くれるのかな……」
不安になりポツリと言葉を漏らすと…
天「大丈夫。Aが罵倒されようが僕がいる。」
僕の手をギュッと握ってふんわりと笑ってくれる天月。
それだけで心が軽くなる。
志「受付終わっt……オイゴラァ！うちの可愛い天使に何触れとんじゃい！！」
「冗談はいいから早く行こ」
志「お兄ちゃん悲しいっ！！」
正直ツッコミを入れる余裕すらない。
面会室に通される
お母さんは…まだ来てない。
しばらく待つと
ｶﾁｬﾘと控えめな音とともにどこか面影を残しつつやつれたお母さんがでてきた。
「っ！……おか……あ……さん…」
母「…？」
お母さんは何が何だか分からないって顔をしてる
そっか、小学校から離れ離れだし、見た目も変わってるから分かんないか……
「A……だよ？……わかる？」
そう言うと目が一瞬見開かれ
母「っえ？A……？Aなの？」
ポロポロと涙を零しながらそう言われる
「うん。うん。僕ねAだよ。家出なんかしてごめんねお母さん。」
僕もなんだか分からずに涙が溢れ出る
母「違う。あなたは悪くないの。母さんが悪かった。あなたを意味もないのにぶったりして本当にごめんなさい……ごめんね」
2人とも泣いた。
ちょっとしたら泣き止んでお互いが知らない空白の時間……中学生からの思い出話を沢山した。
母「ところで…その方は？かい…じゃなかった…志麻とセンラの隣にいる方は？」
「ん？あぁえっとね？」
天「初めまして。天宮翔太です。みんなからは天月って呼ばれてます。Aの彼氏の座を頂いてます！」
100点スマイルで答えられ僕の顔は真っ赤
兄さん達の顔は別の意味で真っ赤←
お母さんはニンマリと笑って
母「あらあら！隅に置けないわねー！ふふ、志麻。センラ。翔太くんに手を出したらAが切れるわよ。」
志セ「ﾁｯｯｯｯ」←
団らんしていたら
警「すみません……お時間の方が……」
と言われた。
「あ。すみません。ありがとうございます！お母さん。また会いに来るね」
いくらなんでも喋りすぎた……
反省反省。
母「A。」
荷物を片付けてると声をかけられた
「なに？」
母「あなたが私を許しても私は私を許さないわ。……私以上に幸せになりなさい。A」
ふわっと見せたその笑顔は母の顔だった
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アイスもち(プロフ) - 紅波さん» 慧！？わーひさびさ！！ごめんボード全然見れてなかった！！うん話そ話そ！！ (2019年8月21日 2時) (
レス) id: e2b28d25c2 (このIDを非表示/違反報告)
紅波(プロフ) - アイスー！！久しぶりだねー。って覚えとるー？慧だよー、んと、ボードで話してた。よかったら、またやりとりできたらなぁって… (2019年8月21日 2時) (レス) id: 305b50ab48 (このIDを非表示/違反報告)
アイスもち(プロフ) - 空っぽのコップさん» ありがとうございます！終わらせた気でいました！！←おいこら頑張ります！！ (2019年8月16日 22時) (レス) id: e2b28d25c2 (このIDを非表示/違反報告)
空っぽのコップ(プロフ) - めっちゃ面白かったです！最後の夢主めっちゃイケメン、、更新頑張って下さい！ (2019年6月3日 18時) (携帯から) (レス) id: 7582f8fce2 (このIDを非表示/違反報告)
アイスもち2(プロフ) - spicaさん» 応援ありがとうございます！はい！頑張ります！！ (2019年4月3日 16時) (レス) id: d772776105 (このIDを非表示/違反報告)
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