どうも春雨第十三師団です！ (ページ18)

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真選組ではーーーー

『局長殿、次の任務の件なんだけど』

近藤「おう、どうした！何か困り事か？」

『飛鳥は戦えないんだが、その間どうしたら良いと思う？』

近藤「んー…、女中さんと一緒に働いてもらう…？」

『成る程。そう伝えておこう』

よし、これで作戦通り

飛鳥は屯所に残ってもらう
ここまでは順調なんだけど…

『副長殿、もし私たちが屯所を空けている間に奇襲でもあったらどうするのかな？』

土方「あ？…まあ、そんときゃそん時だ」

『私の勘はよく当たるんだけどね…
ココ、危ないよ』

少し脅してみようか

土方「どう言う事だそりゃ」

お、真剣になってきた
ここは慎重にいかなければならない

屯所の警備を手薄にしなければならないからね

『文字通り、私たちは明後日ここを離れた任務となるね？その間、ここを誰が護るのか、と聞いているんだよ』

土方「誰かをここに残した方が良いというお前の忠告か？」

『んー、15丁目の廃墟ね、あそこ。
よく誘拐事件が起こるんだよ』

土方「…はあ？何が言いてえ、話の意図が分からねえ」

眉間の皺を濃くさせて

こちらを探るように見つめる

『…あはは！嫌だなあ、そんな見つめないでよ照れる！ただのカンってやつだよ』

土方「…んだってんだ…。八神がココ残るんだろ？」

『まーね。次の任務お互い頑張りましょ』

ヒラヒラと手を振り、私はその場を去った

…何となくわかった

真選組は元々何かあった時の為に策を予め用意している訳でも無ければ隙だらけ。

私の率いる十三師団にかかれば
いつでも潰せる

…でも、一ついうなれば
ここで過ごして分かったが

真選組はチンピラと言われているだけあり
問題を起こしまくり

それを良いように言えば
顔が広い

兎に角、個性溢れた人と
仲間と絆の塊のようなものだ。

『厄介だね…』