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Aside
あ「教室まで送ってくれてありがとう」
翼「いえいえ」
あ「それと、今日助けてくれてありがとう」
翼「次の授業頑張れよ」
あ「翼に応援されたら頑張れる
じゃあね!!」
そう言って私は教室に戻った
翼「なんなの、可愛すぎかよ」
そんな言葉聞かずに教室に戻った
あ「夏海〜!!」
夏海「大丈夫だった?」
あ「う、うん
翼に助けてもらった」
夏海「それは良かった
あいつ、最近大人しくなったと思ったら
全然違ったのね」
あ「あの人、危ない人?」
夏海「そうだよ
昔、人を襲った事があってね
それが一旦収まったのかと思ったら
全然収まってなかったのね」
あ「そうだったんだ
でも、何で襲われたの知ってるの?」
夏海「なんかね、この前
人を襲う時もあんな感じで
皆、Aのこと心配していたけど
先生に知られたら
授業中賑やかになるからって今
先生と話し合ってるわ」
あ「そうだったんだ」
夏海「でも、本当
Aが無事で良かった」
あ「うん、心配かけてごめんね」
夏海「あの人、退学するのかな」
あ「私は、大丈夫だったけど
他の人に、そんな事されてたら
もっと危険な事されそうで怖いかな」
夏海「そうだよね
警察入れば良いのに」
あ「そしたら
皆怖い思いしなくて済むのにね」
怖かったもん
もし、あそこで
助けてくれてなかったら
そう考えると
怖くて何も言えなくなった
忘れよ
今すぐに
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作者名:夢咲 | 作成日時:2016年8月9日 1時