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Aside
夏海「んー私の知ってる先輩は
こんな感じかな?」
あ「ありがとうね」
そっか...先輩にも全然
興味無かったっていうか
興味無いって言ったら失礼だけど
別に知りたいとか思った事なかったな...
夏海「いきなり、どうしたの?」
あ「ううん、ちょっと気になっただけ」
夏海「そっかそっか!!
でも、Aなら先輩と付き合っても釣合いそう」
あ「無理無理
私には無理な話だよ!!
そもそも、恋とかした事無いし...」
夏海「え、そうなの?!
何か以外だなー」
A「そうかな?」
夏海「うん、だってA
美人だし頭もそこそこ良いし
でも、ちょっと抜けてて
別に完璧って訳でも無いから」
これって...
褒められてるのかな
それとも...けなされてるのかな
あ「ふふ、ありがとう」
でも初めて言われた
いつも言われるのは
゛完璧すぎる゛゛近ずけない゛゛真面目゛
それしか言われなかった
実際、そんなんじゃない
運動なんて全部が全部得意な訳じゃない
勉強だって...好きじゃない
でも、勉強しないとって思って勉強したら
平均点以上取れる...
自分でも吃驚だよ
こうみえてね
だから夏海みたいに
゛別に完璧じゃない゛
その言葉が
なによりも嬉しかった
夏海「ねえ、A
私、何も出来ないけど
Aが悩んで困っている時は
助けるからね」
あ「うん...ありがとうー夏海
本当に大好き」
もう、嬉しくて泣きそう...
夏海うん!!
更衣室着いたね
着替えよっか」
あ「うん
着替える」
本当に
自分の事を分かってくれる人が居るだけで
心の支えになるの
ありがとう
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作者名:夢咲 | 作成日時:2016年8月9日 1時