31話 ページ31
貴｢カッ、…勝った！！！｣
私は右腕高く振り上げガッツポーズをみんなに見せつけた。
会場は騒然となり、空気が震動するほどの興奮に包まれ、体育祭は幕を閉じた。
…………
………………
２日後、体育祭の疲れも癒え
雨。
電車は満員。その中で同じ車両の緑谷くんが周りの人に注目されていた。
貴(もしかして私も注目されたり…？？)
そんな期待もした。
pusyu-ｰｰｰｰ…
だが自分は誰にも気付かれずに高校の最寄りの駅に着き、地下から溢れるように出てくる人にもまれた。
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2つの感情が赤と青のねじりん棒の床屋さんの看板のようにぐるぐる回った。
・
貴｢……ってことがあったんだよねー。私そんな存在感ない？｣
委員長｢不可解ですね…。Aさんの個性…という訳では無いんですか？｣
貴｢無い無い…。子供の時に受けた児童養護施設での検査の時無個性だーって言われたもん。あれは若干トラウマだったよ…。｣
心操｢身長低くて気づかれなかっただけだろ｣
貴｢誰がミジンコだって！？｣
心操｢誰もそこまで言ってねぇだろ！｣
女２｢誰にも気づかれなかったー…ってことも不思議だけどさぁ？私は無個性で優勝者しちゃったAの方が不思議だよねー…｣
男1｢たしかに…｣
ジッ
みんなは細かなところまで虫眼鏡で観察するように私をじっと見つめた。
委員長(実は個性を見つからないように使っていた…とかでしょうか……。)
女２(全身強化出来るっていう個性なのかも！だとしたら体育祭のあの脅威的な動きに納得がいく。)
男(もしやオールマイトの隠し子…！！？)
・
貴｢え？？なになに！！私の顔になんか付いてる！？｣｢あっ、ご飯粒ぅ｣
全員｢……。｣
｢無いかな…。｣
貴｢何が！？｣
ガラッ
担任の先生が来たかと思って振り返るとそこにはA組の相澤先生がいた。
貴｢教室間違えたのかな？？｣(ｺｿｯ
心操｢んなわけあるか。｣
相澤｢Aーー。お前のクラスは今日からA組だ。｣
｢ついてこい。｣
貴(え、なにこれ………は？？)
その事の記憶はもうあまりの驚きで覚えていない。けど気がついたらA組の教室に入っていて、自己紹介まで済ませてしまっていた。
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あ。(プロフ) - 一人称設定ができない…。 (2022年3月15日 14時) (
レス) @page1 id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)
みな - HUNTER×HUNTERの要素が明らかに少ない！！ぴえん何だけど、、。 (2020年11月22日 11時) (レス) id: f5cf3e679c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 一人称を設定しても、一人称が私のままの時があります。どうすればいいでしょうか。 (2019年8月6日 14時) (レス) id: 890b359372 (このIDを非表示/違反報告)
ツヴァイン - おとこ、ぬし？ (2019年1月14日 6時) (レス) id: a956189dd3 (このIDを非表示/違反報告)
なりゆき衛門(プロフ) - お疲れ様です！続きも楽しみにしてます！ (2018年10月2日 20時) (レス) id: 82424fda23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よーちゃん | 作成日時：2018年9月25日 10時
