検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:59,410 hit

陰陽師 ページ38

お「かなり昔、平安時代の話だよ。都に、ある陰陽師がいたんだけど、その陰陽師は式神ではなく、星を従えていたと言うんだ。


行冥から聞いたところ、君は星の力を使いこなすことが出来るらしいね。」


貴「さ、左様でございます....」


お「うん。そして、その陰陽師の髪は綺麗な白髪だったと聞いた。私も行冥も見えないが、しのぶから白髪の女の子と聞いた。間違いないね?」


貴「はい、その通りです....もしかして、私が戊になった理由というのは..私に希少価値があるからですか?」


お館様はにこりと笑った。


お「...鎹鴉から聞いたけれど、君はその術と武器で、山の鬼を全て討伐した。私はその実力を認めて、Aを戊にしたんだ。決して、人の価値で決められるものではないんだ。



さて、もうひとつ。」


貴「....はい。」


私は改めて姿勢を整えた。


お「勝手ながら、行冥からAの血を預かっていてね。調べたら、君はとても位の高い稀血ということが分かったんだ。」


貴「まれ....ち?」


悲「その名の通り、希少な血を持つ者のことだ....嗚呼、南無阿弥陀仏....」


お「だから、君は鬼に狙われやすい。勿論、鬼舞辻無惨も君を狙うだろう。


そこで、君を柱達に保護させたいんだ。」


(柱達に、保護....?せめて、任務はさせて貰えるのだろうか....)


私はお館様の顔色を伺いながら言った。


貴「恐れながら申し上げます。保護、という形でも、任務遂行は可能でしょうか?」


お「うん。大丈夫だよ。」


お館様はにこりと笑った。


お「そして、保護は柱達に任せると言ったが、何事もない時は行冥に任せても大丈夫かな?行冥」


悲「御意。」


行冥さんは頭を下げている。


とは言えど、私の位置からは赤く染まった顔と耳がよーく見えている。


お「うん、これで決まりだね。これからも宜しく頼むよ、私の可愛い子供達....」





.

私達は、屋敷を後にした。


.

一緒に→←お館様



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
87人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 悲鳴嶼行冥
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

るるちゃ - え、最高…。悲鳴嶼さんすこすこのすこたんなんだけど笑笑悲鳴嶼さんの夢小説少ないから完結していてありがたかったです!! (2020年12月1日 23時) (レス) id: b8364d44bb (このIDを非表示/違反報告)
ラヴァ(プロフ) - さなさん» ありがとうございます!とっても嬉しいです!これからもどうぞ、宜しくお願いします♪南無阿弥陀仏..... (2020年4月18日 8時) (レス) id: 872177c79b (このIDを非表示/違反報告)
さな - 最高でした...。悲鳴嶼さんの夢小説が読めて幸せです!ありがとうございます...南無阿弥陀仏 (2020年4月18日 2時) (レス) id: daa05b1484 (このIDを非表示/違反報告)
ラヴァ(プロフ) - 星空 雫さん» コメントありがとうございます!この特異体質はいつか役に立つかも知れませんね...♪ (2020年3月5日 15時) (レス) id: 872177c79b (このIDを非表示/違反報告)
星空 雫 - まさかの夢主動物の声が聞こえる特異体質の持ち主とは!びっくりしました!更新お待ちしています! (2020年3月5日 15時) (レス) id: cfd7e474f5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ラヴァ     | 作成日時:2020年2月10日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。