粛とは... ページ14
暫くして、人も集まって来たとき、
《バターーーン！》
いかにも厳しい先生がスタスタと歩きながら、
？「粛に....！」
と言う。
どうやら、この行事の監督官のようだ。
名をナベリウス・カルエゴというらしい。
カ「この行事は常に私が担当だ。何故か...私が常に厳粛であるからだ。」
説明を聞くと、私達が使えるゴミか使えないゴミかを判断するらしい。
カ「並べ！粛に。」
私が話に聞き入っている間に、入間様とアリスは並んでいた。
ア「Aはどんな使い魔を召喚するのか気になるな。」
貴「そうかなー？私はアリスの方が気になるな！ほら、次だよ！いってらっしゃい！」
ア「ああ、行ってくる。」
アリスはしっかりとした足取りで魔方陣の中に入った。
すると、先程のような柔らかい笑顔に変わって、とても真剣な顔になった。
アリスをいつ見ても、アリスがどんな顔でも、どんな声をしていても、胸がきゅっと痛む。
この苦しさは、昨日から消えることなく続いていた。
そんな私をよそに、アリスは指を噛みちぎって血を出すと、羊皮紙に丸を書く。
そして、蝋燭にかざす。
すると、燃えた煙が少しずつ形を成し、アリスを包む。
気付くと、煙は鱗の生えた胴体に姿を変え、ゴルゴンスネークとなった。
ア「入間様！A！」
入「すごいよアズくん！」
貴「流石だね、アリス！」
ふわりとした笑顔に顔が熱くなるのを感じながら、話し掛けた。
カ「次、メリアネール！」
貴「は、はいっ！ごめん、行ってくるね！」
ア「ああ、頑張れ！」
アリスは優しく微笑み、手を振ってくれた。
(私も、負けないようにしなきゃ！)
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ラヴァ(プロフ) - はくさん» ありがとうございます！頑張ります！！！ (2020年1月24日 15時) (
レス) id: 872177c79b (このIDを非表示/違反報告)
ふるぽん - 好きです！続き楽しみにしています！ (2020年1月24日 9時) (レス) id: 1b77870ad1 (このIDを非表示/違反報告)
はく - 凄い面白かったです！続きが気になる！これからも更新頑張ってください！ (2020年1月19日 21時) (レス) id: 4d0b20ffc1 (このIDを非表示/違反報告)
ラヴァ(プロフ) - ありがとうございます！応援うれぴいです！！！ (2020年1月19日 20時) (レス) id: 872177c79b (このIDを非表示/違反報告)
あじさい - 続き…続きがぁ…気になるぅぅぅ！！！更新がんばってください！応援してます！(●´ω｀●) (2020年1月15日 15時) (レス) id: 45a0e58e81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラヴァ | 作成日時：2019年11月13日 17時
