【アスモデウス・アリス】バビルスのNo.1癒し系悪魔【魔入間】

使い魔召喚試験 ページ13

話しているうちに、だんだん分かってきた。





とっても強い人だけど、なんだかんだ、入間様はとても優しいのだ。





貴「入間様とアリスといると、なんか安心するなぁ。」




入「あ、メルはアズくんのことアリスって呼んでるんだね！」




貴「はい。アリスが名前で呼び合おう、と提案してくれたのです。」




ア「そうです！彼女は....Aは、私を救ってくれた恩人です。もちろん、入間様も！




なので、彼女には、いつか恩返しをしたいのです。」




アリスはそう言って、微笑んだ。




(〜ッ！！やっぱり眩しい！)




半ば悶えるようにしてうつむき、暫くそのまま歩いた。




ア「...ん？具合が優れないのか？」




貴「いや！なんでもない！ありがとう。」





赤くなった顔を隠しながら、そう伝えた。




ア「今日は使い魔召喚試験ですね。入間様の使い魔はさぞ立派な....」




貴「確かに！きっと、ベヒーモス辺りでも可笑しくない！」




入「いやいやそんな....そう言えば、メルって、もう使い魔いるの？」




ほらあの時のー、と、ジェスチャーで示す。




(ああ、アリスを医務室に運んだ時のペガサスか...)




貴「いや、あれは私の家全体の使い魔なので、まだ居ませんよ。」




と、こちらも手をパタパタさせてジェスチャーをする。




貴「とはいえ、アリスの使い魔も強いだろうなー！」




ア「ならいいな！Aも、Aに似た使い魔を召喚出来るといいな。」





貴「えへ、ありがとう！」




私達はさっきよりも早足で向かった。

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