9人のドS〇〇達…【28】

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あ「はい。」








ｽﾋﾟｰｶｰにしてって侑李に言われ、電話に出ると同時にｽﾋﾟｰｶｰにした。








涼《Aも映してよ。》








ﾊﾟｯと画面に映し出された涼介君の顔。

ﾃﾚﾋﾞ電話だった。








ﾃｰﾌﾞﾙの上で、なにかｽﾏﾎを支えるものを探して
ｽﾏﾎを立ててｶﾒﾗをｵﾝにした。








圭《わっ、浴衣?》

大《あっ電話すんなら教えてよー!》

中《旅行どー? 楽しいー?》

薮《食べ過ぎないように気をつけろよ?》








知「一気に喋るなし。」

あ「ふふ。」








涼介君の後ろから圭人君が出てきて

次々と出てくる皆が、自由に喋り出す。








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中《男に絡まれてない?》

知「だいじょーぶ、僕が近付けないようにしてるから。」








光《2人とも温泉入ったのか?》

あ「大浴場ですけど、凄く良かったですよ。」

慧《A ちょっと浴衣はだけさせてみようか。》

あ「嫌です。」









知「それは僕だけの楽しみだから。」

あ「!?」








侑李の発言に、画面の奥でｷﾞｬｰｷﾞｬｰ騒いでる。

いつどんな時でも騒がしい人達だなぁ…(笑)








知「A、ご飯運んでもいいかって。」

あ「あっ、うん、良いよ。」








騒がしさに気付かなかった。

いつの間にかいた女将さんに、侑李が対応してくれた。








知「ご飯だから切るよ。」

大《あっ＿＿》








なにか言いかけていた大ちゃんを無視して、即切りした侑李は相変わらず。

きっと文句言ってるよ(笑)








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あ「うぅ…幸せ。」

知「Aって何でも幸せになれるよね。」

あ「だって美味しいんだもん…。」








旅館のご飯も格別。

出される物 全て美味しいし、ﾃﾞｻﾞｰﾄまで平らげた。









あ「食べ過ぎたかも…。」

知「美味しかったね。」








夕ご飯を食べ終えて、お腹休憩のまったりと過ごす時間。

…歩き疲れた上に満腹。寝そう…。








知「寝ちゃだめだよ?」

あ「ねむい…。」

知「だーめ。」








少し横になっていたら、上から押し潰してくる侑李。








知「少し休んだらお風呂入ろうね。」

あ「っ、分かってるから今は脱がさないで…!」







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