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治「飯やー!!」

角名「よくあの練習の後に食欲あるね…」

A「食べられる分だけ食べてね。
そうめんだけじゃ足りないだろうから、おやつ頃にはおにぎり作って持っていくね」

治「ほんまに!?」

どうやら腹ペコ組と、食欲低下組で分かれているようだ。


北「そうめんありがたいわ、大変やったやろ。
ありがとうな」

A「いえ、午後も頑張ってください」


全員揃って昼食を摂る。

疲労を見せていた部員たちも、少しずつ会話が増えて活発になっていく。

午後は体育館で練習をするようなので、あたしも体育館の仕事と食事の仕事を並行しながら頑張ろう。


治「そうめんうまいなぁ。なんぼでもイケるわ」

北「食べすぎたら午後の練習吐くで」

治「気を付けます!」


そう言いながらも食べる手は止めない治。

あのハードな練習を超えても、食欲がいつもよりあるのは才能だと思う。

そして、昼食を食べながら「夜ご飯はなに?」と聞けるのも才能。


A「今日はカレーライスだよ」

治「やった、おかわりある?」

A「あるある」


さらに元気になった治くんは、食欲がなさそうな角名くんからそうめんを奪って食べている。


北「自分の分は自分で食べなあかん。もたんぞ」

角名「…はい」


角名くんのおやつはおにぎりじゃなくて、チューペットの方がよさそうだ。

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作者名:智紀りょう | 作成日時:2023年2月9日 14時

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