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119 北視点 ページ23
あのあとAは病院で検査を受け、警察で話をして、終わったのは夜遅くやった。
疲れきっとったみたいで、ちょっとした待ち時間のときに、ウトウトしとった。
北「なんかあったら起こしたるから、寝といてええよ」
A「いや、大丈夫…です…」
そう言いつつも、Aの意識はすぐなくなった。
北「今日1日頑張ったもんなぁ」
Aが倒れそうになったから、自分の方にもたれかかれるように、肩を引き寄せた。
肩に頭を乗せて、スヤスヤと寝とるAの頭をなでる。
寝顔を見とると、俺まで眠たくなってくる。
俺も気を張っていたのか、さっきまで感じひんかった疲れがどっと押し寄せてくる。
少しずつまどろみ、いつの間にかAの寄り添う形で寝てしまった。
後日、お互いにもたれかかって寝とる写真を見て、珍しく動揺してしまったんは、別の話や。
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作者名:智紀りょう | 作成日時:2023年2月9日 14時