検索窓
今日:41 hit、昨日:28 hit、合計:184,710 hit

119 北視点 ページ23

あのあとAは病院で検査を受け、警察で話をして、終わったのは夜遅くやった。

疲れきっとったみたいで、ちょっとした待ち時間のときに、ウトウトしとった。


北「なんかあったら起こしたるから、寝といてええよ」

A「いや、大丈夫…です…」


そう言いつつも、Aの意識はすぐなくなった。


北「今日1日頑張ったもんなぁ」


Aが倒れそうになったから、自分の方にもたれかかれるように、肩を引き寄せた。

肩に頭を乗せて、スヤスヤと寝とるAの頭をなでる。

寝顔を見とると、俺まで眠たくなってくる。

俺も気を張っていたのか、さっきまで感じひんかった疲れがどっと押し寄せてくる。


少しずつまどろみ、いつの間にかAの寄り添う形で寝てしまった。

後日、お互いにもたれかかって寝とる写真を見て、珍しく動揺してしまったんは、別の話や。

120→←118



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (111 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
312人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:智紀りょう | 作成日時:2023年2月9日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。