稲荷崎高校のマネージャーは世界一＃2【ハイキュー】

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目的のお店に到着し、悩んだ末にイチゴのクレープを注文する。

りんくんはタピオカを頼んだようだ。


角名「一口いる？」


あたしに問いかけているものの、あたしが遠慮することを見越しているのだろう、口の中にストローを突っ込んできた。


A「！？」


りんくんはくくっと笑いながら、飲むよう促している。

ありがたく一口頂き、タピオカの食感を楽しむ。


A「おいしい！ありがとうございます
…こっちも一口いりますか？」


まだ口をつけていないクレープを差し出すと、りんくんが屈んでクレープにかじりつく。

クレープを渡して自分で食べるのかと思っていたので、顔が近付いてきたことにビックリしてしまって固まる。


角名「ん、うまいね」


ちょっと頬についたクリームを指で拭って、舐めとっている。

美味しそうに食べているのを見て、お返しが出来たと満足し、あたしもクレープを食べる。

すかさずりんくんが、あたしに「関節キスだね」とささやいてくる。


A「んぐ！？」

角名「オッホホ、おいしい？」


頷きながら、文句を込めてじとっとした視線を向ける。


角名「せっかくならデートって意識してもらった方がいいじゃん？」

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