STORY-3- ページ4
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「?」
登校中 他の生徒からの視線が
矢のように刺さってくる
お母さんが ボサボサの髪のままで
行かせまいと 不慣れなポニーテールを
桃色の綺麗な リボンで結び
目が見えないほど長かった 前髪も
先程 バッサリと切られ
すっかり視界も明るい
前は目の前の現実を見たくなくて
前髪を切ろうとしなかったけど
今回の転校を気に 母親の為にも
変わらなきゃいけない
そんな事を気にしてるうちに
学校の校門前についた
「ここが 聖夜学園か」
「きゃー!! 唯世様!! 今日もステキ!!」
「なでしこ様!!いつ見ても美しい!!」
「空海くんこっち向いてー!!」
「りま様〜!!可愛い!!」
「きゃー!!日奈森さん クール&ビューティ!!」
なんだありゃ 凄いな 芸能人か何かかな?
でも、まぁ 私には関係ないか
気にせず 校舎の中に入ろうと昇降口に向かう
スゥ「あむちゃん! タマゴの匂いがしますぅ」
ラン「するする!! しかも4つも!!」
ミキ「あのリボンの子からだね!!」
あむ「え!?」
唯世「日奈森さんの他にも
4つもタマゴをもつ 人が存在したなんて」
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作者名:仁兎( ・×・) | 作成日時:2018年6月23日 1時