愛しの蘭丸様

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A｢あ、あの…｣

自分でもビックリするくらい
ビクビクしながら部屋に入る。

林檎｢Aちゃん、大丈夫よ？｣
A｢あ、はい… ごめんなさい…｣

変に緊張してしまう…


林檎｢ほら ランちゃん、言うことがあるでしょ？｣
蘭丸｢あ、えっと…。A。俺はお前のこと
『重い』とか思ってねぇから…。心配すんな…｣

蘭丸さんがゆっくりと…でもハッキリと
伝えてくれた。
それだけで私はいつの間にか溜まっていた涙を
止めることが出来なくなった…

A｢はいｯ! ありが、とぅ…ございますｯ!!!!｣
蘭丸｢な、泣くなって…｣

嶺二｢あれ、みんな何やって…って?!ランラン?!｣

あ、寿さんが…
泣き止まないと…!!!!

A｢な、何でもないです!目にゴミが入って…｣

なんとか涙を止めて慌てて言う。けど…？

嶺二｢え、なに、が…｣
蘭丸｢おい 嶺二。落ち着け…｣
嶺二｢もしかして喧嘩?!喧嘩なの?!破局とかやだよ?!｣

寿さんはいろいろ勘違いをして…
それから蘭丸さんと月宮さんで
誤解を解くことに…







あれ？でも、なんで寿さんが
私と蘭丸さんが別れることを嫌がったんだろう…？

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