Ｎｏ．171 ページ42
バーボンside【オリジン】
俺はずっと苦しかった
誰かに助けを求めたかった
俺の家庭は、最悪だった
母さんは俺に性的暴力をしてくる
父さんは俺を殴ってくる
学校ではいじめられ、
先生からも見放されていた
もう死のうとしたが
ヒーローに助けられて今生きている
俺はフラフラしながら
公園に行くとある少女に出会った
「おにぃちゃん大丈夫？」
バーボン「あ？」
「お顔真っ青だよ？」
バーボン「あぁ……まぁそうだなぁ」
「お話なら私……聞くよ？教えて？」
何故か分からないけど
小さい子供に話してしまった
するとその子は俺の頭を撫でて言う
「頑張ったね、辛かったね……
泣いてもいいんだよ、大丈夫だよ大丈夫」
俺は涙が溢れた……
俺は名前を聞くと
「天ノ川 A」というらしい
「おにぃちゃん！今度は私のお話聞いて！」
そして今度はAの話を聞いた
無個性だから
友達、幼なじみ、先生から
将来ヒーローに慣れないと言われ
虐められているそうだ
「だから……私、
無個性だから嫌われちゃったんだ」
俺はAの頭を撫でて言う
バーボン「なら俺がお前を好きになるよ……
大きくなったら迎えに行ってもいいか？」
「うん、！」
俺は彼女を守りたい……そう思い始めた
そしてAは
夕方になったから家に帰って行った
俺も心が軽くなって家に帰っていると
珍しくあの女がいた。グチグチと俺に言ってくる…
せっかくあの子が俺の心を癒してくれたのに
段々ドロドロになってくる
そして俺は……
バーボン「うるさぃ……(小声」
「はぁ？今なんって？」
バーボン「うるさい！！！黙れ！」
俺は母親を殴り、父も俺の個性で殺した
母親は震えながら謝ってきた
「ごめんなさい、ごめんなさい許して、」
そんなのお構えなしに俺は母を殺した
そしてその晩、学校に行って今度は先生に会う
バーボン「こんばんは先生……」
「お前こんな時間に何してるんだ」
バーボン「今回は先生にお礼をしたくて(ニコ」
それを聞いた先生は嬉しい顔でこっちに来た
「そ、そうか！なんだお礼と……！」
俺は先生の首を血の鎌で引き裂いてやった
バーボン「バイバイ…(ニヤ」
そして俺は裏道を行って言う
バーボン「早くならないかなァ……会いたいなぁ……
迎えに行きたいでも…まだ子どもだ……
そうだ！あの子が16になったら迎えに行こう！」
そして真っ赤な月を見上げて笑いながら言う
バーボン「楽しみだなぁ」
そして鼻歌をしながら歩いて行く
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作者名：Pentas 咲妃 | 作成日時：2019年8月13日 15時
