人気者の3人は鬼がいる世界にトリップしちゃった！【ヒロアカ】【鬼滅の刃】3

135話 ページ39

そう言って鬼は血を流しながら唱える



血鬼術 血風乱(けっぷうらん)



血の液体が風のように僕の方へと来る


僕は呼吸を使って回避する



水の呼吸 陸ノ型 ねじれ渦!!



血鬼術は波に流れ
僕に当たらないようにした


すると鬼は少し微笑んで次々打ってくる



血気術 血操り糸(ちあやつりいと)



僕の左腕に糸が絡まり僕は急いで斬ろうとしたが
糸が固くて切れなかった


硬い!!
なんだ!この硬さは!?


鬼(兄)「驚いた？これは僕の自慢の技だよ
累よりか弱いけどねぇ…」


僕は刀を強く握り”個性”と一緒に
力を合わせてもう一度斬る


緑「ワンフォーオール…フルカウル…5%!」



すると先程、
切れなかった糸が斬れ僕は鬼と距離をとる


鬼(兄)「!!」


僕は態勢を整えて鬼に刃を向ける。

すると鬼は驚いた顔で僕を見て言う


鬼(兄)「その力…もしかして君…
”個性”がある世界から来たの?」



”個性”のことを知っている!!!


緑「!…まさか…君も…」


鬼(兄)「……そうだよ
僕もその世界から来たんだ

仲間だね(ニコ」

嬉しそうに笑う鬼に僕は疑問がある


どうして鬼なんかになったのだろう


そう思っていると
鬼は微笑んで僕に手を差し出し言う


鬼(兄)「ねぇ…緑谷出久…
僕と一緒に鬼にならない?」


緑「……ならないよ」


鬼は不思議そうに僕の方を見て聞いてきた


(兄)「なんで？
鬼になったら永遠の命になるんだよ

怪我はすぐに治る

睡眠はとなくてもいい

強い力も手にいられる

なんでならないの、勿体ないよ?」


僕は視線を下にして鬼に答えた


緑「確かに、鬼になれば死ななくてもいい
怪我はすぐに治るし、病気もしない


でも僕は人を喰らうのはもっと嫌だ

それに僕はヒーローになる為にここにいるんだ

みんなに心配させない

みんなを守れるヒーローに!!!」



そう、クラスの皆に、相澤先生、オールマイト
ナイトアイ、歴代の人達…かっちゃん、轟くん

そして…Aちゃんの為に

僕はヒーローになるんだ!!



すると急に鬼の様子が変わった


鬼(兄)「ヒーロー…ねぇ…

あんな偽物がなんになるの？

みんなヒーロー、ヒーロー、ヒーロー

ほんと…もう…ウザイなぁ…


死ねよ…(ギロ」


すると鬼が鏡を出してきた
僕を移すとその中からもう1人の僕が出てきた

見た目は僕…
だけど目は生きていなかった…

するともう1人の僕は僕を見て目を顰めていた

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