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124話 ページ28

〜那田蜘蛛山〜


善「待ってくれ!!ちょっと待ってくれないか」


那田蜘蛛山へもうすぐ入山という所で
善逸君が僕達に向かって言う


緑「どうしたの?善逸君」

善逸「怖いんだ!!
目的地が近づいてきてとても怖い!!」


そう、善逸君が山に行きたくないと言って
道端に体育座りを決め込んでいる



伊「なに座ってんだこいつ…気持ち悪い奴だな…」

善「お前に言われたくねーよ猪頭!!」


それは…否定できないかも…


善「気持ち悪くなんてない!!
普通だ!!俺と出久は普通でお前らが異常だ!!」


善逸がそう叫んでいると、
山の中から一人の隊士が出てきた


モブ隊士「たす……助けて……」


僕は倒れている隊士の元へ走りだす


善「ヒャアッ待って!!」

炭「隊服を着てる!!
鬼殺隊員だ、何かあったんだ」

緑「大丈夫ですか!!」


僕が手を差し伸べようとすると
背中の糸が急にピンッと張って隊士の体が浮かんだ


緑/炭「「……!!」」

伊之助「!?」

隊士「アアアア!”
繋がっていた”……俺にも!!たすけてくれぇ」


そして隊士はそのまま山の中へと引きずり込まれていった

僕は山の方を見る

風の音なのか分からないけど
何やら叫び声が聞こえてくるような気がした


もちろん、僕だって
善逸君みたいに怖くて身体が震えている…


だけど!!


炭「……俺は、行く」

緑「僕も…」


ここで行かなきゃ
ヒーローになる意味がない!!!

困っている人を助け出すんだ!


すると伊之助君が僕達の前に出てきて言う


伊「俺が先に行く!!
お前らはガクガク震えながら後ろをついて来な!!腹が減るぜ!!」

炭「伊之助……」

緑「伊之助君…」

僕達は伊之助君の名前を呼んで呟くと
善逸君が伊之助君の言葉にツッコミを入れた


善「腕が鳴るだろ……(プルプル」



あれから善逸君は行かないと駄々をこねた


少し罪悪感があるけど、
善逸君を置いて僕達は三人で山へと入山した

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Pentas(プロフ) - まほさん» 出久「コメントありがとう!!…そうだね!一応二度と近付かないように念をいっぱいしたから大丈夫だよ(本当は誰も見えないところで殴っていたなんて言えるわけないよ…嫌われちゃうからね)」ニコニコ (2020年9月21日 20時) (レス) id: bf6a65dd8b (このIDを非表示/違反報告)
まほ - おーい?いずく?害虫除去はいいけど実際には除去してないよな? (2020年9月21日 19時) (レス) id: 44f3b52daa (このIDを非表示/違反報告)
Pentas(プロフ) - 猫神さん» こんばんわ、コメントありがとうございます!公式ブックを見て見たら「フルカウル」でした!!ご報告ありがとうございます!!またこんなことがあるかもしれません。その時もよろしくお願いします!!!! (2020年2月6日 20時) (レス) id: bf6a65dd8b (このIDを非表示/違反報告)
猫神(プロフ) - 135話の「フルカウン」って「フルカウル」じゃないですかね…?違ってたらすみません (2020年2月6日 19時) (レス) id: 13100e553e (このIDを非表示/違反報告)
Pentas(プロフ) - よいちょまるさん» コメントありがとうございます。はい!頑張ります!! (2020年1月12日 8時) (レス) id: bf6a65dd8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Pentas 咲妃 | 作成日時:2019年12月7日 20時

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