鬼の呪術師の少女(弐)

99話 ページ50

伏黒/真希「!?」




突然のAからの呪力量が大きくなり
咄嗟に振り返るとAの瞳は猫目になっており
爪も微かに鋭く伸びている


興奮状態になっていた…





「クソ野郎どもがァ」ｶﾞﾙﾙ





唸っているAの姿を見た真希は悠仁と分かれた位置に戻ることを選択をした





真希「…戻るぞ恵、A」


伏黒「……すみません」


真希「何謝ってんだバカ
仲間が死んだら交流会も勝ち負けもねーだろ」





それにこのままじゃAが誰かを殺しかねない
それを避けたいと思いでも1つでもある



怒りを抑えつつ兄と分かれた所まで
走り続ける最中に真希から伝えられた






真希「A、お前は
予定通り呪霊を探しつつ祓っていけ」






お兄ちゃんが殺されるのに…呪霊狩りを…
そんなしている暇では無いのにっ…






予定通りに呪霊狩りをしていくことを言われ
混乱し私も参加しようと言おうとするが
伏黒お兄ちゃんが私に向けて言ってきた






伏黒「大丈夫だ」





そう言われ真希お姉ちゃんの隣で走ってる
伏黒お兄ちゃんの方に振り向く






伏黒「お前の兄は殺させない…俺たちに任せろ」


「……わかった」





そう伏黒お兄ちゃんに言われ私は予定通り
呪霊狩りを専念することになった




伏黒お兄ちゃんの目…真剣な瞳だったから
彼らを信じることにした




そう思っていると同時に真希お姉ちゃんが
私を見て微笑みながら言ってきた





真希「頼んだぞ、A」


「うん!」

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