鬼の呪術師の少女(弐)

75話 ページ26

Aは朝起きて鍛錬中は体を大きくし炭治郎達に言われた訓練の一環をしていた


そこには桶があり中には水が入っており
Aはそれに顔を入れていた




「……」ﾌﾟｸﾌﾟｸ


先輩達「「……」」




その様子を見ている先輩達は不思議そうに
Aの行動を目にしていた

あれこれ3分…顔が浸かっている






パンダ「ねぇ〜Aちゃん
桶に顔を突っ込んでなにしてるの?
新しい遊びか??」


狗巻「しゃけ、しゃけ」







そう言いながらAの体を
つんつんと触って言うが何も反応しない

ただﾌﾟｸﾌﾟｸと空気が出てくるだけ



そんな時、伏黒と釘崎がAの代わりに
何をしているのか先輩たちに教えていた





伏黒「なんでも
”全集中･常中”という鍛錬らしいですよ

なので狗巻先輩、パンダ先輩
Aの邪魔しないであげてください」



先輩たち「「全集中･常中?」」





それを聞いた先輩達は頭に？が浮かび
今度は釘崎が全集中･常中について説明し始めた





パンダ「なんだそれ」


狗巻「しゃけ」


釘崎「なんでも肺を大きくし
体の血の巡りを早くすることで力が
拡大に違うらしいみたいなのよ」





そう言いながら水分をとる釘崎に真希はAに誰に教えてもらったのか気になって釘崎達に聞く





真希「そんなの聞いたことないぞ
誰から聞いたんだ」


伏黒/釘崎「「鬼王」」


真希「は?」





釘崎と伏黒はAの頬に現れる
炭治郎から全集中･常中について説明してくれた

もちろんやり方としてもだが……





─炭治郎『こう、肺がブォンブォンとなってな
ブァーと力が出すようにするんだ』





炭治郎の説明力に伏黒たちは何も言えない
表情になったのは言うまでもないが


こうしてAも頑張って
走り込みや木刀などの素振り等しているのを見て
陰ながら応援しようと思うのであった



そう思いつつ現在、Aは息止めが苦しくなり
あと4分になる所で顔をあげるのだった





「……、……、…、……ぷぁぁあ!?」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

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