第70話 ページ25
｢なっ、なんでもない｣
臣｢気になるんだけど｣
｢もういいから、早く行ってよー｣
臣｢はいはい｣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
臣｢……なぁ｣
｢……んー？｣
臣｢さっきさ、好きっつった？｣
やっぱ、聞こえてたんじゃん！！
｢言ってないし｣
臣｢じゃあなんて言ったの？｣
｢教えない｣
臣｢何でだよ！｣
｢いいから、歩け！｣
登坂の背中を押して歩く。
臣｢ちょ、押すなって！｣
臣｢おい！｣
今の私、だめだ。
恥ずかしくて、顔が赤い。
臣｢なぁっ、話きーてんの？｣
ﾋﾟﾀｯ
｢……聞いてる｣
臣｢…何赤くなってんの｣
｢もうっ、こっち見ないでよ……わっ、｣
道のど真ん中で抱き締められて、
こっちの方が凄く恥ずかしかった。
臣｢もしかして、さっきの図星だった？｣
｢……違う｣
臣｢じゃあなんて｣
｢そ、空耳じゃない？｣
臣｢あっそ｣
あ、もしかして、怒った？
と思って、顔を見上げてみたら
｢あ、あぁぁぁ、ち、近い近い｣
臣｢…｣
な、なんかしゃべれよ。
臣｢お前ってこんな顔すんだな｣
｢…へっ？｣
臣｢かわいすぎんだろ…｣
そういって頭を撫でられる
臣｢隆二って、あんな奴だったんだな。｣
悲しそうな顔
｢な、なんか言われたの？｣
臣｢お前なんか友達と思ったことがない、って｣
臣｢今まで隆二が友達なんて思ってた俺が
バカみてぇ。｣
臣｢親が子どもを捨てるとき、子どもも
今の俺みたいな気持ちなんだろーな｣
｢……それは違うんじゃない？｣
臣｢え？｣
｢子どもだって、親に愛されてないことくらい
分かってるよ。やっぱり私はこうされる運命
なんだって事も｣
｢…でも、登坂は違うでしょ？実を言うと
隆二君が登坂にそういう感情を持っていたことは
前に知ったの。でもね、それは
言ったら絶対に傷つくだろうなって、
ずっと黙ってたんだ…｣
臣｢……そうなんだ。ごめんな？なんか、
気遣ってくれたみてぇだけど｣
｢ううん、｣
｢あ、ねぇ、なんか私に出来ることないかな？
登坂、悲しそうだし。｣
臣｢俺が元気になること？｣
｢うん｣
臣｢そんなの、あれじゃね？キスしてベッドイン
して色々と｢それは無理｣
臣｢………じゃあ、
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登坂系女子(プロフ) - 3jsbさん» ありがとうございます！！更新頑張りたい所なのですが…私ちょっと今受験生でございまして、無事終ったらまた更新したいと思っています！！ (2018年1月14日 19時) (
レス) id: eabe8b62ee (このIDを非表示/違反報告)
3jsb - この小説すごく面白くて大好きです！更新頑張って下さい！ (2018年1月9日 16時) (レス) id: 385883160a (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 頑張って下さい！ (2017年8月26日 22時) (レス) id: e1aae47cc5 (このIDを非表示/違反報告)
登坂系女子(プロフ) - りなさん» 本当ですか！？ありがとうございますー！頑張ります！！ (2017年8月26日 22時) (レス) id: 2d1cfc4051 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 更新頑張って下さい！この小説大好きです！ (2017年8月26日 9時) (レス) id: e1aae47cc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：登坂系女子 x他1人 | 作成日時：2017年4月27日 23時
