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―グルッペンside―
「ちょ、大丈夫か！？」
Aにトントンが駆け寄る。
座り込んだと思ったら、今度は倒れた。
まぁ、長旅で疲れて寝ているのだろう。
とても安心しきった顔をしている。
先程の笑顔は初めてみたな。
「トントン、Aをしんぺい神のところに連れてってやれ」
「わかった」
トントンはAを抱きかかえ、部屋を出ていった。
何度か会ったことも話したこともあるはずのAは、会ったことあるとは思えないほど変わっていた。
あんなに無邪気に笑っていた、はずなのに。
言葉遣いも変わり、表情も変わっていた。
「…ところで、いつまで隠れているんだ」
「えー、やっぱグルッペンにはバレとったか」
壁近くにある観賞用植物から緑のパーカーを来たゾムがでてくる。
ニヤニヤ、というふうにでてくる。
こいつはほんとにいつ出てくるかわからんな。
「……訳あり、って感じか？」
最初の方からいたのだろう。
俺の方は見ずに問いてくる。
「さぁ、どうだろうな。親戚とは言え、会ったのは数回だ。それに、同盟国だがそこまで関わったことは無い」
Aのいた国は、いくつかある同盟国のうち1番遠い国だ。
あまり、行くこともなければ関わることもなかった。
行くとしても私用で、Aの両親に会うくらいだった。
国の内政も知らないくらいだ。
「そうか。で、あの子の戦闘は俺が教えていいんか？」
珍しくゾムから聞いてくる。
いや、ほんとに珍しいな。自分から関わりにくるなんて。
「ああ、頼むつもりだった。だが、珍しいな、ゾムからいうなんて」
そう言うと、ゾムは楽しそうな笑顔を見せた。
「んー、素質もありそうだし、育てるの楽しそうだからな」
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kawarin1231(プロフ) - みるく*さん» ありがとうございます！繋がりたいのでフォローさせていただきますね (2018年5月6日 18時) (
レス) id: 9859646ebe (このIDを非表示/違反報告)
みるく*(プロフ) - kawarin1231さん» コメント、そしてTwitterを気にして下さりありがとうございます…！ 申し訳ないのですが、現在更新停止に伴いTwitterもほとんどログアウトしております。それでも繋がりたいと思ってくださりましたらこちらまでどうぞ(@ 46rumelo) (2018年5月6日 18時) (レス) id: 43f67846e7 (このIDを非表示/違反報告)
kawarin1231(プロフ) - Twitterフォローいいでしょうか…？？鍵垢なんですけど、 (2018年5月6日 17時) (レス) id: 9859646ebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく* | 作成日時：2016年11月19日 0時
