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*
…知っていたのか。
トントンさんから聞いたのだろうか？
「ちょぉ待って、足って何！？」
マンちゃんが椅子をガタン、と音をたてながら立った。
「Aがゾムとの身体能力見るやつで怪我してもうてなぁ。まぁ、大先生に手当てしてもらったんなら大丈夫やろうけど」
グルちゃんは淡々と説明しているが、マンちゃんの方が…。
マンちゃんの方を見れず、俯く。
「ちょっとゾムんとこ行ってくるわ」
今まで聞いていたふわふわした声ではなく、低く、怒りのこもった声だった。
喋り方も早口で、起こっていた。
止めなきゃ。
『まっ、あっ、』
急に力を入れたからか、足に痛みが走り床に座り込んでしまった。
マンちゃんも、グルちゃんも駆け寄ってくれた。
「Aちゃん！大丈夫！？ちょっと、行ってく『だめ！ゾムのこと怒んないで！』A、ちゃん…」
止めるのに必死で声の大きさとか、話し方とか全部飛んだ。
自分らしくない大声も出したし。
マンちゃんも、グルちゃんもびっくりした顔をしている。
『…ぁ…ごめん、なさい。私が気をつけてなかったのが悪いんです…だから、ゾムを、怒らないでください…』
私がもっと、気にしていればよかったのだ。
自分のことくらい、自分でしていればよかったのだ。
顔を下にさげたとき、
ふわっ、と甘い香りがいっぱい広がった。
「わかった。ゾムには何も言わない。
でもね、Aちゃん。君は何も悪くない。子供を、Aちゃんを守るのは俺達の役目でしょ？」
マンちゃんに抱きしめられていた。
ぎゅっと、苦しくないけど強く、抱きしめられていた。
手を回してもいいのかな。
手を回して、ぎゅって抱きしめ返すと、
今度は少し、苦しくなるくらい、抱きしめられた。
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kawarin1231(プロフ) - みるく*さん» ありがとうございます！繋がりたいのでフォローさせていただきますね (2018年5月6日 18時) (
レス) id: 9859646ebe (このIDを非表示/違反報告)
みるく*(プロフ) - kawarin1231さん» コメント、そしてTwitterを気にして下さりありがとうございます…！ 申し訳ないのですが、現在更新停止に伴いTwitterもほとんどログアウトしております。それでも繋がりたいと思ってくださりましたらこちらまでどうぞ(@ 46rumelo) (2018年5月6日 18時) (レス) id: 43f67846e7 (このIDを非表示/違反報告)
kawarin1231(プロフ) - Twitterフォローいいでしょうか…？？鍵垢なんですけど、 (2018年5月6日 17時) (レス) id: 9859646ebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく* | 作成日時：2016年11月19日 0時
