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*
とりあえず、外に出る。
先程までいた大広間から庭に出れるようで、そのまま部屋をでた。
部屋を出た先にもたくさんの花が咲いていた。
『…きれい』
思ったまま口にした。
というより、口から出た。
「ほんと！？花、好きなの？」
ひとらんさんがこっちを嬉しそうに見た。
急に大きな声を出されたからびっくりしたけど。
お花がほんとに好きな人なんだな。
『はい、好きです。でも、そんなに花のこと、知らなくって。だから、ひとらんさんに教えてもらいたくって』
ちゃんとは顔を見れてないけど、最初よりかは喋れるようになった。
少しずつだけど、ここに安心感を持てるようになってきた。
「うん、いいよ。
あと、そのひとらんさんっていうのやめない？さん付けられるの嫌なんだよね」
さん、を付けない…そう言われても…。
なんと呼べばいいのだろうか。
そんなに気安く呼び捨てなんてしていいのだろうか。
「あ、呼び捨てとか気にしなくていいからね。げどちゃん、とからんらん、とかひとらんって呼ばれてるから、好きな時に好きに呼んで。あと、敬語もなしね」
いっぺんに言われてちょっと頭が追いつかなかったけど。
敬語をやめて、って言ったよね。
敬語をすぐになんて止められないけど、そう言われたらそうするしかない。
ぱっと、顔をあげたと思ったらたくさん花がある花壇に向かって、１輪積んできた。
白い、綺麗な花だった。
その花をもって私の髪に触る。
髪に付けているのだろうか。
手が離れて、とりあえず言わなきゃいけない。
『げどちゃん、ありがとう』
げどちゃんはマスク越しだったけど、ニコってして私の頭をぽんっとした。
やっぱりここの人達は、なでなでとかぽんぽんするのが好きらしい。
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kawarin1231(プロフ) - みるく*さん» ありがとうございます！繋がりたいのでフォローさせていただきますね (2018年5月6日 18時) (
レス) id: 9859646ebe (このIDを非表示/違反報告)
みるく*(プロフ) - kawarin1231さん» コメント、そしてTwitterを気にして下さりありがとうございます…！ 申し訳ないのですが、現在更新停止に伴いTwitterもほとんどログアウトしております。それでも繋がりたいと思ってくださりましたらこちらまでどうぞ(@ 46rumelo) (2018年5月6日 18時) (レス) id: 43f67846e7 (このIDを非表示/違反報告)
kawarin1231(プロフ) - Twitterフォローいいでしょうか…？？鍵垢なんですけど、 (2018年5月6日 17時) (レス) id: 9859646ebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく* | 作成日時：2016年11月19日 0時
