最近治安が悪いお客様が多いんだが？

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………………とは言えない、、よな。。。



「あ、えーと、喜んでいただけて何よりです。」


はいともいいえとも言わないがとりあえず当たり障りなく返す。
この先もスクラップになる可能性に怯え続けるなんて御免だよ！？！？


とりあえず最後スタイリングをしてフロントへ。

今日のお代はすべて頂かず、クリーニング代を渡すことにした。


「こちらお洋服のクリーニング代になります、
本日は大変申し訳ありませんでした。」

と、封筒に入ったクリーニング代を出しチーフと2人頭を下げる。


…………


だがしかし一向に封筒を受け取ってくれない。
え、なに。この体制のままは辛いんだが？！

と、心で訴えるとスクラップさんは口を開いた。


三途「やっぱクリーニングそっちで出しておけ。で、後日ここの住所に持ってこい。これで今日のことは全部チャラにしてやる。」


……。

「え？」



三途「ア"…？」



なに、怖っ！！


「喜んで……！！」


…………。


三途「よォし。じゃあなァ♪」



……………………。


だって、、、
あんなん脅しじゃねぇか。えぇ？

は？ってなったけど怖すぎて喜んで！
とか言っちゃったよ。。

死にてぇ…




「……ということで、今から緊急ミーティングを始めます。だれがスクラップになるかについて。」


蓮「違うでしょ。だれがクリーニング後の服を届けに行くかってことですよね。とりあえず生きてくださいAさん」


冷静だねれんれん。


チーフ「あの、、やっぱり私の失敗のせいでこうなったクレームなので…私が、行くべきですよね。」

ってチーフ。まじで泣きそうじゃないですか！！
泣かないでぇーーー！！！


「チーフ大丈夫です、男性客の所に女性スタッフを一人で行かせるわけにはいかないですよ！
この件は今日の店の最高責任者である副店長が行ってくれます！！」


ね！！副店長っ……！！

と副店長の方を見ると


「え、俺なの？」



と、なんとも腹立たし顔。
ってめぇ、スクラップにしてやろォか……？？

いけない、思わずスクラップさんが乗り移っちゃう←


蓮「そもそも、届け先住所どの辺なんですか。」


そう言われてさっきスクラップさんに押し付けられたメモをれんれんに渡した。

れんれんはその紙を見て「なるほど。」と呟く。
はて？どうした？？


蓮「これ、Aさんが行かないと結局スクラップですよ。」



え、なんて？
はにゃ？


蓮「これ、呼んでください」



とメモを返され目を通す。

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