最近治安が悪いお客様が多いんだが？

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ココ氏そろそろかな〜？

時間通りに店が終わり私はココ氏のカラー剤を準備していた。


今日はアシスタントの子達も練習するようでれんれんも残るようだ。みんなカットチェックそろそろだもんね〜 頑張れよっっっ！！

すると練習前に夜ご飯を買いに行っていたれんれんが戻ってきた。

蓮「Aさん、表の入口の方に人いるんですけど。多分Aさんのマネキンのココ氏さんだと思います。」


「え？……っあ！！LINE見るの忘れてた！！」

やば！ココ氏ごめん！

てかれんれん！！なんてことを！
マネキンのココ氏さん は失礼すぎるっw←お前笑うな

ココ氏は私の恩人なんだからね！


それを聞いてすぐココ氏を呼びに行った。


「ココ氏すまない！！！LINEいま見た！！」


九井「ったく…LINEしろって言ったのAだろ。まぁ今来たとこだからそんな待ってねぇよ。」


そんなこんなで優しいココ氏である。
ココ氏を裏口から店内に案内してセット面に座ってもらった。


「ココ氏伸びたね〜
刈り込み無くなりかけてるじゃん笑笑」

タトゥーが埋もれてますがなww


「仕事場の奴にも言われたわ。
ここ最近かなり忙しくてなかなか時間作れなかったんだよ。」

いつもはほぼ月1くらいでカットしてブリーチしたりとよくココ氏には髪をいじらせてもらっている。
新しい薬剤だったりトリートメントが出るとココ氏にモデルになってもらっているのだ。

2ヶ月空いたのは珍しい


「刈り込みはまた元に戻すとして、長さどうする？？」


九井「んー、任せる。傷んでるとこは切っといて」


初めてココ氏と出会った時と比べると雰囲気はかなり変わった。

ハイトーンブリーチのロングヘア
これを綺麗に維持するのは簡単じゃないんだな〜


「りょ〜！あ、あと新しいブリーチ剤とトリートメント使っても良き？」


九井「いつも勝手にやってんだろ笑好きにすれば」

さすがココ氏あざーす！！
新しい薬剤とトリートメント早く使ってみたかったんだよね♪


とりあえず先にブリーチをしていく。

「染みたらいってくださーい」


九井「おー。 てか今日スタッフ結構残ってんのな。」


確かにいつもココ氏の髪をやる時は空いてる時間があったら営業中にするか誰も残ってないときの夜にすることが多い。

「もう少しでカットチェックがあるから皆頑張ってるんだよ〜」

みんな受かるといいな〜


九井「おまえ、改めて思うとあの時よりだいぶ成長したよな。対話能力が特に。」



え、どゆこと？

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