あと少しだけそばにいたい 3 (ページ5)

今日:11 hit、昨日:12 hit、合計:29,774 hit

初めから……5（桃井さつきside）ページ5

桃井「うそなんで青峰くんいるの」

高尾くんがきーちゃんを誘うって言われた時私はきーちゃんだけならって言った本当は青峰くんやテツくんも呼びたかったけど

Aが辛い思いするならまだ青峰くんを呼ぶ時ではないそう思ったなのに……なんできーちゃんは青峰くんを連れてきたの!?

私はきーちゃんを見ると普通な顔して青峰くんたちと話してる

『さつきちゃん人は時間が経つと平気なものだね』

何言ってるの……震えてるよ？

桃井「Aちゃん無((「Aっち！こないだの記事ほんとごめん!!」

『ホントだよ黄瀬くん!! お兄ちゃんもガチギレしてたよ～』

黄瀬「笠松先輩も!? うわぁーそれはやばい!!」

きーちゃんと普通に話してるAちゃんみんなの顔もすこしだけ安らいだ Aちゃんが大丈夫ならこのままいこうという表情のみんな

大丈夫なわけないじゃん無理してるよ

桃井「Aちゃんごめん～トイレ付き合って！私場所わかんない」

『えっ!? しょうがないな～行こっ』

私はAちゃんを、1回トイレに連れ出すために立ち上がった……その時は

青峰「思い出したお前アメリカの……」

『……』

青峰くんに呼び止められて立ち止まるAちゃん
そして振り返って

『そうだよー青峰くん忘れちゃった？ひどいな覚えておいてって言ったじゃん大島Aです改めて……よろしくね？』

桃井「……Aちゃん」

＂大輝が思い出してくれないなら私はあの子の身代わりでいい悪者でいい大輝には私の事話さなくていいから…… きっと混乱しちゃうだろうから＂

あの時Aちゃんは私たちにそう言っただから誰もAちゃんの事を話そうとはしなかったけど！

私はこの8年間諦めたことは無いいつだって
青峰くんに思い出してもらいたくて Aちゃんが出る試合は絶対青峰くんと一緒に見てきた

もう我慢はできない

桃井「いい加減にしてよ!! 青峰くん千夏ちゃんが彼女じゃないって本当に気づいてないの!? Aちゃんが青峰くんにとってど(( 『さつきちゃん』

私はAちゃんによって止められた……

『ごめんね？私のせいで空気……悪くしちゃったみんな集まったの久しぶりだったんだよね私明日朝早いから帰るね!! 今日はありがとうたのしかったじゃ…バイバイ』

Aちゃんはカバンを持ってお金を置いて帰ってしまった

桃井「…Aちゃ…ん…ご…め……んね」

自然と涙が出てきてしまった