あと少しだけそばにいたい 3 (ページ16)

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番外編【ある日の日常】ページ16

『大輝おかえり!!』

大輝がドアを開けた瞬間に私は大輝のところに行った

青峰「おただいま随分テンション高いな」

笑いながら私の頭をくしゃくしゃとする大輝の笑顔は昔と変わらないいまだにドキドキさせられてまるで学生の頃のようだ

『だってインターハイ!! 明日決勝でしょ？すごいよ！』

大輝が教えに行っている学校がインハイを勝ち進み明日はついに決勝

過去最高の結果に学校もざわついているらしい

青峰「んまぁ俺が出るわけじゃねーからなあとは頑張ってもらうだけだよ」

『そっか応援しに行くね！』

＂勝手にしろよ＂って言いながら少し恥ずかしそう
意外と照れ屋なところも可愛いです

青峰「とりあえず風呂入ってくるわ」

『スポーツトレーナーの方の仕事っていつから？』

青峰「明後日大会が明日までだから」

『わかった！』

スポーツトレーナーの仕事もすごい大変なのになんでコーチもやってんだろうって思うけど
多分＂バスケをやりたい＂これが一番の理由だと思う

私は大輝がお風呂に入っているあいだに料理の準備をする
一緒に住み始めてから１ヶ月無事にあの豪華と言った結婚式も成功したため今は少し余裕がある

青峰「おーいい匂い」

『今お皿によそるから待ってて～』

暑いって言って上半身裸な大輝
筋肉全く落ちてないのが羨ましくて仕方ない

青峰「何見てんだよwww」

『別にー！』

青峰「明日試合1人で来んのか？」

『なんで？』

＂1人で来たらなんかあった時どうすんだよ＂

昔黒子くんに大輝が心配性って言われたことを思い出すたしかにその通りだ
もうすっかり大人なのに…… 優しすぎる大輝

『大丈夫だよ？もう大人なんだから』

青峰「ばーかだからだろ？考えろよたく……」

『何が??』

青峰「あーとにかくさつきとこい！あいつどーせ暇だから!!」

それ絶対さつきちゃんに怒られるやつだよ？
まぁひとりで行くのは寂しいからさつきちゃん誘うか！

『あっ！そうだ今度さ大輝たちがよく言ってたお祭りあるんだって一緒に行こうよ』

青峰「あーもうそんな時期か……わかった行くか久しぶりに」

『うん！』

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