White Lily II

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あなたside


普段より少しだけ気合いの入れた格好をして姿見の前に立っている


｢おかしくないかな…｣


自信なさげな顔をぺちぺちと少し強く叩いて駅に向かった


30分後


｢つづちゃん！｣


声に反応してこちらを見るとパァっと笑顔になるつづちゃん


｢いつもごめんね…待ったでしょ？｣


拓紀｢何言ってんのw集合時間前だからね？｣


｢そうだけど…つづちゃん来るの早いからどれくらい待ってるんだろって｣


拓紀｢そんなの気にしなくていいの！


ほらほら！行きますよ〜！｣


パッと手首を掴んで早歩きで進むつづちゃん


拓紀｢映画観るから！


早く行くよ〜｣


子供みたいな顔でこっちを見る


なんか楽しい気分になって、早く行こ！ってちょっと小走りをした


あ、やばい


コンクリートの地面が目の前に広がる


ギュッと目を瞑った


痛くないからそっと目を開けると


至近距離すぎるつづちゃんと目が合った


10センチくらいしかない


拓紀｢あ、怪我ない？大丈夫？｣


｢ん、うん…大丈夫！


重かったでしょありがと｣


拓紀｢全然だよ！俺細いけど力はあるからw｣


｢え、そおなの？｣


そうだわ！ってツッコまれて思わず笑ってしまった


字数制限で1話を半分にしています…！
中途半端な終わり方ですみません(＞_＜;)

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