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佐伯｢私達も大人なのでね、考えがありますからﾌﾌ
柴崎夏向くんだっけ？
(人2)ちゃんの新しい家族の次男くんだよね？
彼、Sea Sonsってお店やってるよね。
それと、長男の千秋くん。いろんなお店の経営やってるらしいねーー。
(人2)ちゃんがどうしても払わないって言うなら、
ふたりに払ってもらってもいいんだよ？
って、その方が話が早そうだし…｣
言葉を失った
そんなことされたら、柴崎家が不幸になる
私のせいで、Sea Sonsが…
それに、私のことも……
佐伯｢(人2)ちゃん？聞こえてる？
千秋くんさ、(人2)ちゃんのことすごく大切に
してるらしいじゃん。
このこと伝えたらお金払ってくれそうだなぁー｣
(人2)｢やめてっ!!!秋兄たちは何の関係もない…
秋兄たちに手を出したりしたら、絶対に許さないから｣
佐伯｢ｸｸｸｯ…
(人2)ちゃん、じゃあ君が払ってくれるんですか？
あなたを捨てたご両親のために｣
(人2)｢わかりました。なにをすればいいんですか。｣
佐伯｢なにって、私達はお金を返してもらえば
それでいいんですよ。まあ何も知らない君にヒントを
あげるとするならば……
早くお金を稼ぎたいなら、夜のお仕事ですかね〜
まあ、東京にはそんなお店いっぱいありますから、
早めの返金お願いしますよﾆﾔ｣
ブチッ
電話が終わった瞬間、全身の力が抜けた
これから私はどうなるんだろうという不安と
両親が行方不明という複雑な気持ちにおそわれた
(人2)｢どうすれば…
夜の仕事…か。｣
今いきなり、バイトするから東京に行くって言ったら?
秋兄がすんなり出してくれるわけがない
そういう仕事だって話したらなおさら
それに全部話すことになる…
誰か、フォローしてくれるひとが必要…
千秋｢なーにしてんの、こんなとこに座って。
走ってきたから疲れちゃった?｣
(人2)｢ｯｯ!!びっくりしたー
ちょっと転んじゃっただけだよ笑｣
千秋｢…そっかﾆｺ」
そう言うと秋兄は手を出してきた
ほら、すごい優しいんだ
秋兄はいつだって、落ち込んだ私の心を包んでくれる
だから、絶対言ってはいけない。
兄ちゃんに任せてってそういうに決まってる。
ごめんね、秋兄
私はまたみんなに嘘をつきます…
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ゆうか(プロフ) - リマさん» こんなので良ければぜひ！作品楽しみにしてます！ (2018年9月27日 19時) (
レス) id: b7deb1f0f2 (このIDを非表示/違反報告)
リマ(プロフ) - この作品を参考にして作品を書いてもよろしいでしょうか？ (2018年9月27日 18時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃむ | 作成日時：2016年12月20日 13時
