【進撃の巨人】私がここに居る理由 (ページ9)

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その日ページ9

周知の通り今から107年前
我々以外の人類は…皆
巨人に食い尽くされた

その後我々の先祖は巨人の越えられない
頑固な「壁」を築くことによって

巨人の存在しない安全な領域を
確保することに成功したが…

それも5年前までの話…

諸君らの中にはその場に居合わせた者も少なくないだろう

5年前再び惨劇は起きた

ｱﾙﾐﾝ「あ…ありえない、巨人は最大でも15mのはず…50mの壁から頭を出すなんて……」

貴『！？動く！』

巨人は体制を取り…勢い良く壁を蹴った
その結果はもちろん…壁は破壊された

貴『っ………！！』

壊された音で大きな音が響き私達は咄嗟に耳を塞いだ
壊された壁は隕石のように街中に降り注がれた

ｱﾙﾐﾝ「か…壁に…穴を空けられた…！？」

ﾐｶｻ「………！！」

ｴﾚﾝ「……あ…」

街の人「ひッ…！！」

街の人達「わぁあああああああああああ」

街の人は恐怖のあまり逃げ出していく

ｱﾙﾐﾝ「逃げるぞ二人とも！早くしないと次々と巨人が入ってくる！！」

だが、エレンはアルミン達と逆方向の方へと走っていった

貴、ﾐｶｻ、ｱﾙﾐﾝ『エレン！？』

ｴﾚﾝ「壁の破片が飛んでった先に家が！！母さんが!!」

貴、ﾐｶｻ『！！』

私とミカサはすぐさまエレンの後を付いて行った

ｱﾙﾐﾝ「ミカサ！！A！！……うぅ…！！もう駄目なんだ…この街は…もう…

無数の巨人に占領される!!

貴『(お母様が…！！お母様が…！！)』

私は無我夢中で走り出す

ｴﾚﾝ「おい！A…！先に…行くなよ…！！」

ﾐｶｻ「A…早い…！」

貴『あの…角を曲がったら…！！家が…！！！』

私は角を曲がり家の方を見ると

貴『………！！家…が…』

ｴﾚﾝ「……！！母さん！」