【進撃の巨人】私がここに居る理由 (ページ45)

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ﾗｲﾅｰ「いくら不利な状況でも逃げてはいけない時がある、守る対象が脅威に晒された時その間に入って盾にならなければならない

相手が何であろうとだ、俺達は大砲でも格闘術でも使いこなして力をつけなきゃならん…それが…力を持つ兵士としての責任だと思う…俺は…」

貴『いいこと言うね』

ﾗｲﾅｰ「ありがとう、、うぁ…偉そうに説教なんかしちまった…訓練に戻ろうぜ」

ﾗｲﾅｰ「ん？オイ…アイツ…」

ｴﾚﾝ「ん？ああ…アニか…」

ﾗｲﾅｰ「また教官にバレないようにうまいことサボってるな…よーしエレン、A、アニにも短刀の対処を教えてやるぞ」

ｴﾚﾝ「は？」

貴『なんで私も…』

ﾗｲﾅｰ「あの不真面目な奴にも説教だ、兵士とはどうあるべきか…教えてやろうじゃないか」

ｱﾆ「………」

ﾗｲﾅｰ「教官の頭突きは嫌か？それ以上身体を縮めたくなかったらここに来た時を思い出して真面目にやるんだな」

ｴﾚﾝ「は？何だその言い草……」

私はアニの顔を覗くと変わらないがオーラだけで感情が伝わった

貴『(怒ってるな…アニ)』

ﾗｲﾅｰ「そら！始めるぞエレン！」

エ「！アニ？これは刃物の対処を形式的に覚える訓練だぞ？やり方は知ってるだろ？行くぞ！」

貴『(アニ…格闘術は完璧だから…勝てるわけが無い…)』

ｴﾚﾝ「！！いッ！？んな…何だ…足…蹴られたのか？」

始まって数秒でエレンが負けた

ｱﾆ「もう行っていいかい？」

ｴﾚﾝ「いてて…」

ﾗｲﾅｰ「まだだ！短刀を取り上げるまでが訓練だ！」

ｴﾚﾝ「……オイ！ちょっと待てよ」

ｱﾆ「……」

ｴﾚﾝ「ま…！！待てよアニ！これにはやり方があるんだって！もガッ！！」