【進撃の巨人】私がここに居る理由 (ページ35)

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貴『…！巨人が…なんでこんなにも沢山…』

ｲｱﾝ「マズイぞ……後ろだ！！」

駐屯兵「13m級1体！！建物を横断してエレンに向かって接近しています！！」

ﾐｶｻ「ッ！！」

駐屯兵「扉から新たに巨人が入ってきます！！」

駐屯兵「およそ10m級4体出現！！」

ｲｱﾝ「A、ミカサ後ろを頼む」

貴『了解です』

ﾐｶｻ「了解！！」

ｲｱﾝ「エレンの所に向かわせるな！！ここで食い止めるぞ！」

立体機動で移動し、私は巨人に足を削りミカサがうなじを削ってくれた

貴『…！(巨人が次から次へとエレンの方へと…エレンに引き寄せられている？)』

ｱﾙﾐﾝ「ミカサ！！A！！」

貴方『！アルミン！』

ｱﾙﾐﾝ「作戦はどうなった！？エレンはどうなっているんだ！？」

ﾐｶｻ「危険だから離れて！！」

ｱﾙﾐﾝ「！？」

貴『その巨人にはエレンの意思が反映されていない！私とミカサで話しかけても効果はなかった。もう誰がやっても意味が無い！』

ｱﾙﾐﾝ「！！…作戦は！？」

貴『失敗した！』

ﾐｶｻ「エレンを置いていけないから皆戦ってる…！！そして…このままじゃ！！巨人が多くて全滅してしまう！」

ｱﾙﾐﾝ「……！後頭部からうなじにかけて…縦1m横10cm」

ﾐｶｻ「…！？アルミン！？」

ｱﾙﾐﾝ「僕がエレンをここから出す！！ミカサとAはここを巨人から守ってくれ！！」

ﾐｶｻ「…？何を…？」

アルミンは巨人化エレンの体にアンカーを刺した

ｱﾙﾐﾝ「巨人の弱点部分からエレンは出てきた…これは…巨人の本質的な謎と恐らく無関係じゃない」

貴『…！』

ｱﾙﾐﾝ「大丈夫…真ん中さえ避ければ！」

ﾐｶｻ「な…！？」

ｱﾙﾐﾝ「痛いだけだ！！」

貴『アルミン！！』

アルミンは巨人化エレンの体にブレードを出すと巨人化エレンは少しの間暴れ出した

ﾐｶｻ「アルミン！！無茶は止めて！！」

貴『アルミン…』

ｱﾙﾐﾝ「ミカサ！！A！！今自分にできることをやるんだ！！ミカサとAが行けば助かる命があるだろ！！エレンは僕に任せろ！！行くんだ！！」

貴『ミカサ…！』

私達はエレンを巨人から守るため、やるべき事をやるだけだ。そう思い、屋根を上を走った