【進撃の巨人】私がここに居る理由 (ページ31)

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Aside

ピクシス司令が兵士たちに向かってトロスト区奪還作戦について説明している時私たちは作戦を練っていた

駐屯兵「巨人と戦う必要が無い？」

貴『はい』

ｱﾙﾐﾝ「す…すみません一介の訓練兵が口を挟んで…」

駐屯兵「構わん話を続けたまえ」

貴『巨人は通常より多数の人間に反応して追ってきますのでそれを利用して大勢でおびき寄せて壁際に集める』

ｱﾙﾐﾝ「それができれば大部分は巨人と接触せずにエレンなら遠ざけることができると思います」

貴『倒すのは後で大砲を利用して損害を出さずにできます
ですがエレンを無防備にするわけにもいかないので少数精鋭の班でエレンを守るべきだと思います』

ｱﾙﾐﾝ「それに穴から入って来る巨人との戦闘も避けられません…そこは精鋭班の技量に懸かっています」

駐屯兵「…よしわかった…そこを踏まえて練り直そう」

貴『ですが、この作戦はエレンが確実に岩を運んで穴を塞ぐことが前提です。その確証が乏しいままこの作戦をやることに少し疑問を感じます…』

駐屯兵「確かに根幹の部分が不確かなまま大勢を死地に向かわせることに何も感じないわけではないがピクシス司令の考えも理解できる

一つは時間の問題
今現在も巨人が街に入り続けている

街に巨人が充満するほど奪還作戦の成功確率は絶望的になる。それに加えウォール・ローゼが突破される確率も高くなっていくしな

そしてもう一つ
人が恐怖を原動力にして進むには限界がある…」