【進撃の巨人】私がここに居る理由 (ページ29)

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偶像ページ29

ｱﾙﾐﾝ「つまり巨人は彼のことを我々人類と同じ捕食対象として認識しました！！

体を治す力を持っている彼女が巨人に片足を捕食された！つまり彼女も巨人から見て捕食対象として認識された！！

我々がいくら知恵を絞ろうともこの事実だけは動きません！」

ｷｯﾂ「…！！」

駐屯兵「確かにそうだ…ヤツらは味方かもしれんぞ…」

ｷｯﾂ「迎撃態勢をとれ！ヤツらの巧妙な罠に惑わされるな！！ヤツらの行動は常に我々の理解を超える！！」

ｱﾙﾐﾝ「な！！」

ｷｯﾂ「人間に化けることも可能というわけだ！！これ以上ヤツらの好きにさせてはならん！！」

ｱﾙﾐﾝ「……エレン…ミカサ……A…」

三人を見ると三人は覚悟を決めたような顔をして僕を見つめた

僕はこの時拳を強く握りしめ敬礼をした

ア「私はとうに人類復興の為なら心臓を捧げると誓った兵士！！その信念に従った末に命が果てるのなら本望！！

彼の持つ「巨人の力」と残存する兵力が組み合わされば！！この街の奪還も不可能ではありません！！

人類の栄光を願い！！これから死に行くせめてもの間に！！彼の戦術価値を説きます！！」

キッツが挙げていた腕を誰かが掴んだ

？？「よさんか。相変わらず図体の割には子鹿のように繊細な男じゃ、お前にはあの者の見事な敬礼が見えんのか」

ｷｯﾂ「ピクシス司令…！！」

ﾋﾟｸｼｽ「今着いたところだが状況は早馬で伝わっておるお前は増援の指揮に就け。ワシは…あの者らの話を聞いた方がえぇ気がするのぅ」

調査兵団の報告によると
巨人は南から現れるとされていた

実際にかつて巨人が突破してきたのは
ウォール・マリアの南に位置する
シガンシナ区……僕達4人が住んでた街だ…

なので次に狙われる可能性が最も高いとされていたのはシガンシナ区に最も近いここトロスト区だった

ドット・ピクシス
トロスト区を含む南側領土を束ねる
最高責任者であり

人類の最重要区防衛の
全権を託された人物

そして生来の変人としても知られている…

【璧上】

Aside

ﾋﾟｸｼｽ「……やはり見当たらんか…超絶美女の巨人になら食われてもいいんじゃが…」

するとエレンは地下室の事を話し始めた

ﾋﾟｸｼｽ「そうか…その地下室に行けばすべてがわかると…」

ｴﾚﾝ「はい…」

ﾋﾟｸｼｽ「……」

ｴﾚﾝ「…信じてもらえますか？」