【進撃の巨人】私がここに居る理由 (ページ28)

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ｴﾚﾝ「これはオレ程度が思いついた最終手段を判断材料として話したまでだ。あとはアルミンの判断に任せる」

ｱﾙﾐﾝ「え……？」

ｴﾚﾝ「オレだって今の話が現実性を欠いてることはわかってる。この巨人の力は兵団の元で計画的に機能させるのが一番有効なはずなんだ」

貴『そうね、エレンの自分勝手な方法で巨人の力を使うのは良くない』

ｴﾚﾝ「無茶を言うが…アルミンがもしここでオレとAは脅威じゃないって駐屯兵団に説得できると言うなら、オレはそれを信じてそれに従う」

貴『私もエレンに同意』

ｴﾚﾝ「それができないと言えば、さっきの最終手段を取る
あと15秒以内で決めてくれ

できるか、できないか…オレとAはどっちでもお前の意見を尊重する」

貴『私はアルミンの事を信じるから』

私はアルミンの手を握り、そう言った

ｱﾙﾐﾝ「…エレンどうして僕にそんな決断を託すの？」

ｴﾚﾝ「お前ってやばい時ほど、どの行動が当てることができるだろ？それに頼りたいって思ったからだ」

ｱﾙﾐﾝ「いつそんなことが？」

ｴﾚﾝ「色々あっただろ？5年前なんかお前がハンネスさんを呼んでくれなかったらオレもミカサもAも巨人に食われて死んでた」

ﾐｶｻ「アルミン…考えがあるなら…私もそれを信じる」

ｴﾚﾝ「アルミン」

私はアルミンに向かって頷く

ｱﾙﾐﾝ「必ず説得してみせる!!
三人は強力、抵抗の意思が無いことを示してくれ！」

アルミンside

エレンが巨人になって戦ってた時からずっと引っ掛かってたことがある…

まだ考えがまとまっていない………けど

やってやる！喋りながらでも考えろ！

ｷｯﾂ「貴様！！そこで止まれ！！」

ｱﾙﾐﾝ「彼らは人類の敵ではありません。私達は知り得た情報をすべて開示する意思があります！！」

ｷｯﾂ「命乞いに貸す耳は無い！目の前で正体を現しておいて今さら何を言う！

ヤツらが巨人でないと言うのなら証拠を出せ！！それができなければ危険を排除するまでだ！！」

ｱﾙﾐﾝ「証拠は必要ありません!

そもそも我々は彼らをどう認識するかは問題ではないのです！」

ｷｯﾂ「何だと！？」

ｱﾙﾐﾝ「大勢の者が見たと聞きました！ならば彼と巨人が戦う姿も見たハズです！！彼女が彼の巨人と共に戦っている姿も

周囲の巨人が彼に群がって行く姿も

彼の巨人に群がっている巨人を彼女が倒す姿も」

駐屯兵「！！」