【進撃の巨人】私がここに居る理由 (ページ3)

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二千年後の君へページ3

その日人類は思い出した

ヤツらに支配されていた恐怖を…

鳥籠の中に囚われていた屈辱を…

ﾐｶｻ「エレン」

貴『エレン？』

貴、ﾐｶｻ『エレン!!』

ｴﾚﾝ「ん……？」

貴『おはようエレン。もう帰らないと日が暮れるよ』

ｴﾚﾝ「…？あれ…？ミカサ…Aお前達髪伸びてないか…？」

ﾐｶｻ「そんなに寝ぼけるまで熟睡してたの？」

ｴﾚﾝ「イヤッ…なんかすっげー長い夢を見ていた気がするんだけど……何だったっけ思い出せねぇな…」

貴『…！ミカサ！』

ﾐｶｻ「…！エレン？どうして泣いてるの？」

ｴﾚﾝ「え…？」

エレンは泣いているのを確認するためか目を触った

ｴﾚﾝ「え…！？」

【シガンシナ区】

ｴﾚﾝ「……」

貴、ﾐｶｻ『……』

ｴﾚﾝ「言うなよ…誰にもオレが泣いてたとか…」

貴『言わないよ』

ﾐｶｻ「でも…理由もなく涙が出るなんて一度おじさんに診てもらったら？」

ｴﾚﾝ「バカ言え！親父に言えるかこんなこと」

？「何泣いてんだエレン？」

ｴﾚﾝ「！！」

貴『あ、ハンネスさん』

ハンネス「ミカサかAに何か怒られたのか？」

ｴﾚﾝ「は！？なんでオレが泣くんだよ！…って酒くさ！！……え……！？また飲んでる…」

ﾊﾝﾈｽ「お前らも一緒にどうだ？」

ｴﾚﾝ「いや…あの…仕事は？」

ﾊﾝﾈｽ「おう！今日は門兵だ！一日中ここにいるわけだからやがて腹は減り喉も乾く。飲み物の中にたまたま酒が混じっていたことは些細な問題にすぎねぇ」

ｴﾚﾝ「そんなんでイザって時に戦えんの！？」

ﾊﾝﾈｽ「…イザって時ってなんだ？」

ｴﾚﾝ「……！何言ってるんだよ決まってんだろ！ヤツらが壁を壊して！！街に入って来た時だよ！！」