【進撃の巨人】私がここに居る理由 (ページ20)

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ｴﾚﾝ「なっ！？あれは…！？オレ達、中衛まで前衛に駆り出されている！？」

ﾐｰﾅ「巨人がもうあんなに…」

貴『まだそんなに時間はかかっていないのに、前衛部隊は総崩れ…』

ﾄｰﾏｽ「奇行種だ！！」

貴『離れろ！！』

私達は立体機動に移りその場から離れたが

ｴﾚﾝ「！！」

ﾄｰﾏｽ「うっ…！？うっ…！！」

貴『…！トーマス！！』

私はすぐ様立体機動に移りトーマスを助けようとしたがその時にはもう遅かった…

貴『！』

トーマスが巨人に食われてしまった

貴『っ！！』

私はあの巨人を追った

ｴﾚﾝ「クッ…オレも！ま…！！待ちやがれ！！」

訓練兵「よせ！2人とも単機行動は……」

貴『…！！エレン下にも一体！！』

ｴﾚﾝ「うっ！！？」

気づいた頃にはエレンは片足は巨人によって無くなっていた

貴『エレンｯ！！』

私はエレンの元へと向かった

貴『エレン！こんな所で死なないでッ！！ミカサが……悲しむでしょ！！』

私は何度もエレンの体を揺さぶったが微かに呼吸しているだけで返事は無い…

私は辺りを見渡すと屋根の上でしゃがんでいたアルミンを見つけた

アルミンの後ろには巨人が迫ってきていた

貴『アルミン！！後ろ！！巨人が！！』

私は大声でアルミンにそう忠告したが…アルミンは動きもしなかった

そしてアルミンは巨人の口の中へ運ばれた

貴『アルミン！！』

私は直ぐに立体機動に移りアルミンの元へと向かった

そして巨人の口の中にいたアルミンの手を掴んだ

貴『離さないで…！！約束したでしょ…外の世界を見に行くと…エレンと私とアルミンで…話していた時に…』

ｱﾙﾐﾝ「でも…エレンは…」

貴『エレンは！！！』

ｱﾙﾐﾝ「…！」

貴『エレンはそう簡単に死ぬわけない……』

すると誰かの人影が現れ、私とアルミンを外へと追い出した
すぐに巨人の口を見るとエレンがいた

ｱﾙﾐﾝ「エレン！！」

ｴﾚﾝ「こんな所で…死ねるか……なあ…アルミン…お前が教えてくれたから…オレは…外の…世界に…」

貴『エレン！！早く！！』

私はエレンへと手を伸ばしたが
エレンは巨人によって食べられてしまった

貴『…！！どうして……』