【進撃の巨人】私がここに居る理由 (ページ17)

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貴『サシャ…それは……』

ｻｼｬ「後でみなさんで分けましょう。スライスしてパンに挟んで…むふふ…」

ｺﾆｰ「戻してこい」

ミーナ「そーだよ、土地が減ってから肉なんてすごく貴重になったんだから」

ｻｼｬ「……大丈夫ですよ。土地を奪還すればまた…牛も羊も増えますから」

ｴﾚﾝ「え？」

ﾄｰﾏｽ「なるほどな。ウォール・マリアを奪還する前祝いに頂こうってわけか

食ったからには腹括るしか無いもんな！！」

サムエル「……オレもその肉食う！！」

ﾐｰﾅ「わ…私も食べるから！取っといてよ…！！」

貴『私もどうせなら食べたいです』

ｻﾑｴﾙ「何つっ立ってんだエレン、作業に戻んねぇとバレちまうぞ！」

ﾐｰﾅ「お昼はまだ先だよ」

私達は再び作業に戻った。その時エレンの顔を見たが、エレンの顔は勇気に満ち溢れた顔をしていた

貴『(きっと…これならヤツらにだって勝てるかもしれない…)』

その瞬間

目の前に超大型巨人が現れた

貴『っ…！！』

超大型巨人は体から今の一瞬で水蒸気を出した

貴『熱ッ！』

私は落ち着いた故、立体機動装置に移った

貴『皆！立体機動装置に移れ！！』

すると皆は私の声で返ったのか立体機動装置に移った

だが、1人だけ落ちていってる人が見えた

ｴﾚﾝ「オイ！サムエル！！」

ｻｼｬ「クッ！！」

サシャはサムエルを助けようと壁を走っていき、立体機動装置のアンカーで何とかできた

ｻﾑｴﾙ「う…うっ…」

ｻｼｬ「サムエル！動いちゃダメですよ！」

ドォオオオオ

私達のいる下の方で大きな音が鳴り響いた

貴『…！まさか…』

ﾄｰﾏｽ「壁が壊された…」

ｺﾆｰ「まただ…また…巨人が入ってくる…ちくしょう…やっぱり人類は巨人に…」

ｴﾚﾝ「サシャ！！サムエルは任した！！
固定法整備4班!戦闘用意!!

目標目の前!!超大型巨人!!」

貴『エレン！！』

ｴﾚﾝ「これは好機(チャンス)だ、絶対に逃すな！！壁を壊せるのは超大型巨人だけだ！こいつさえ仕留めれば……！！」

私は咄嗟にエレンの後を追った

貴『(こんなんじゃ、また家族を失う…！ミカサがきっと悲しむ…イヤ…ミカサだけじゃない私だって！)』