【進撃の巨人】私がここに居る理由 (ページ11)

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ズシンッズシンッズシンッズシンッ

ｶﾙﾗ「…あ………い…行かないで…」

ｴﾚﾝ「やめろぉぉおおおお」

私はエレンの声で後ろを見るとそこには巨人に掴まれたお母様の姿があった

貴『…あ……』

瞬きした時にはもうお母様は巨人に食われていた

貴『(あぁ…巨人は…やっぱり強いんだ…勝てなかった…守れなかった…)』

エレンはハンネスさんのうなじを目掛けて一殴り入れた

ﾊﾝﾈｽ「いッ…！？エレン！？何を……」

ｴﾚﾝ「もう少しで母さんを助けられたのに！！余計なことすんじゃねぇよ！！」

ハンネスさんはエレンを投げ飛ばした

ｴﾚﾝ「くッ……！！」

ﾊﾝﾈｽ「お前の母さんを助けられなかったのは…お前に力がなかったからだ…オレが…！」

エレンはハンネスさんを殴ろうとしたがその拳はハンネスさんによって掴まれた

ﾊﾝﾈｽ「巨人に立ち向かわなかったのは…オレに勇気がなかったからだ…」

ｴﾚﾝ「……！！」

ﾊﾝﾈｽ「すまない…」

ｴﾚﾝ「……うぅ」

ﾐｶｻ「あぁ…またこれか…」

貴『次こそ…守らなければ…』

駐屯兵「この便はもう満員だ！！出航する！！」

貴『…………』

私達は船で沈黙の中出航を待っていると
ドゴォ!!
閉じそうになっていた扉が…鎧に包まれた巨人によって壊された

街の人「扉が…ウォール・マリアが……！！突破された…！？」

街の人「おしまいだ…また人類は…巨人に食い尽くされる…」

貴『(皆巨人に恐れている…)』

ｴﾚﾝ「駆逐してやる！！」

貴『えっ…！？』

ﾐｶｻ「………」

ｴﾚﾝ「この世から…一匹…残らず!!」