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許可をもらい、近くにあった椅子に腰かけ、ノーパソを開く
そして、電源をつけて立ち上がるまでの間、MEIKOさんに詳細を聞くことにした
「ちなみに、その症状が出たのっていつ頃ぐらいからですか?」
MEIKO「そうね、だいたい2週間前ぐらいからだったと思うわ。」
2週間前…ちょうどセカイ全体にウイルスが撒かれた時と同じだ
あ゛あ゛あ゛ー…
マジで覚えてろよウイルス撒いたクソヤロー
社会的にアウトォ!にしてやるからなぁ!
ポロロン
ノーパソの立ち上がった効果音が聞こえる
MEIKOさんと喋ってた体をこれの方に向けパスを解除した。
すると、デスクトップには整理のされていない並び方がくっそ汚いソフトウェアたちが現れる
まずはセカイの読み取りからだが…
散らばったソフトウェアの中から…探すのか…めんどくせぇ
顔を顰めながら探す作業をしようとするとデスクトップに薄水色の光がバッと広がる
さすがに急だったもんだから目を閉じてしまった…が、どうせあいつだろう
?「ということで登場!ここは私の出番ですネ!」
…サラッと思考を読むんじゃねぇ
「引っ込め害悪」
?「うっわ!酷いですよー!私ほど有能なアシスタントはいないでしょう!?」
「そうだな、仕事面では有能だが…なんでこのプログラムぶっこみやがったアイツ」
?「まぁまぁ!マスターの部屋のごとく汚いこのデスクトップからこの有能AIシェーアちゃんがマスターのご友人のお探しのものを持っきたんで!」
すると、目の前の画面にファイルが写りそこには今から探そうとしていたソフトウェアがまとめてあった
「…さすが、有能。だけどあいつ部屋またヤバいことなってんの?」
sye-a「はい!それはもう!」
「…終わったらあいつの部屋片付けに行かないと」
sye-a「是非ぜひ!もう、画面越しから見ても見るに堪えない惨状が広がってますもん!」
すると、テーブルの前にはMEIKOさんがいつの間にか来ていてコーヒーを置いてくれた
くっそありがたい
MEIKO「あら?可愛いお客さんがいるわね」
画面に顔をのぞかせてそういうMEIKOさん
騙されちゃあかん
「MEIKOさん、こいつ腹黒だよ。お客さんなんていいもんじゃないから。スルーして」
sye-a「うわ、ご友人!酷いですよー!」
漫画だったらプンスカプンスカと効果音が着きそうなくらいに頬をプクーと膨らませる
そんな可愛いことしてもお前の腹の中はアイツみたいにどす黒いのは知ってるからな
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ルイン(プロフ) - 漣@ある大星人になりそうさん» ありがとうございます!ぶっちゃけタイトルはいいのが思いつかずに結構ノリと勢いで書いたんですよ笑。これからもご期待に添えるようしっかり頑張って書いていきたいと思います! (2020年10月31日 17時) (レス) id: e49100a947 (このIDを非表示/違反報告)
漣@ある大星人になりそう(プロフ) - タイトルに惹かれました。控えめに言って好きです。 (2020年10月31日 17時) (レス) id: 2c758a340b (このIDを非表示/違反報告)
ルイン(プロフ) - ヱヰさん» ありがとうございます!そう思ってた貰えるととても嬉しいです!これからもご期待に添えるようにしっかりと書いて行けたらなと思います! (2020年10月31日 15時) (レス) id: e49100a947 (このIDを非表示/違反報告)
ヱヰ(プロフ) - コメント失礼します。自分的にこのお話ほんと大好きなので作者さんには感謝しかないです。続き楽しみに待ってます (2020年10月31日 15時) (レス) id: 71bcd486fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルイン | 作成日時:2020年10月25日 20時