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杏「えっ!?もう行っちゃうの?」
杏ちゃんは少し驚いた様子を見せ自分にそう聞く
「あぁ、あと4つ、直さなきゃいけないセカイがあるからね」
そう言って笑ってみせると杏ちゃんはそっか、と返し言葉を続けた
杏「なら、これからもここに来るの?」
純粋な疑問なのだろう。若干の期待も入っているようだが…
その疑問に自分は首を横に振る
杏「えっ!?」
こはね「どっ、どうしてですか?」
「もともと、セカイは想いの持ち主とそれの手助けをするバーチャルシンガーしか入っちゃいけないようにプログラムされてる。というかそうした。」
その理論を構築したのはあいつだが
一応、セカイというシステムを構築したのは紛れもなく自分である。
「だから、今回は非常事態でこのセカイに来たけど、本当は自分みたいな部外者はセカイには入れないんだよ。だから次はここには来れないし、もし来れたとしても歪みが発生する可能性がある。それが、理由かな」
そう言うとリンちゃんとレンくんが同時にしゅんと肩を落とす。
リン「せっかく知り合えたのに…」
レン「一緒にラクガキしようと思ってたのに…」
「…ごめんね、」
すごく心が暖かかった。ポカポカした。
だけど、理には、ましてや自分が作ったものには反することは出来ない。
それに、会ったばかりでどうしてそこまで思い入れてくれるのかがよく、わからなくて、
だから、自分はただただ眉を下げて笑うことしか出来なかった
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ルイン(プロフ) - 漣@ある大星人になりそうさん» ありがとうございます!ぶっちゃけタイトルはいいのが思いつかずに結構ノリと勢いで書いたんですよ笑。これからもご期待に添えるようしっかり頑張って書いていきたいと思います! (2020年10月31日 17時) (レス) id: e49100a947 (このIDを非表示/違反報告)
漣@ある大星人になりそう(プロフ) - タイトルに惹かれました。控えめに言って好きです。 (2020年10月31日 17時) (レス) id: 2c758a340b (このIDを非表示/違反報告)
ルイン(プロフ) - ヱヰさん» ありがとうございます!そう思ってた貰えるととても嬉しいです!これからもご期待に添えるようにしっかりと書いて行けたらなと思います! (2020年10月31日 15時) (レス) id: e49100a947 (このIDを非表示/違反報告)
ヱヰ(プロフ) - コメント失礼します。自分的にこのお話ほんと大好きなので作者さんには感謝しかないです。続き楽しみに待ってます (2020年10月31日 15時) (レス) id: 71bcd486fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルイン | 作成日時:2020年10月25日 20時